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BIGBANGなどを擁するYGエンターテインメントが今年6月、弘大に豚肉料理店『三叉路肉屋』をオープンした。当初から噂になっていたこのお店、口コミが口コミを呼び大盛況らしい。韓国在住の記者としては気になっていたので、一度行ってみることにした。

 

6月中旬。お店は、弘大のなかでも一番熱いスポットである三叉路近くにあった。焼肉店とは思えないオープン型の店舗で、あやうく見逃しそう。だが夕方にもかかわらず、すでにお客さんでいっぱいで、30分ほど待った後にようやく店内へ入ることができた。

 

そこで目にしたのは、新鮮なお肉を直接確認できるショーケースのような冷蔵庫。その横にはオープン型のキッチンがあり、スタッフが慌ただしく動いている。と、見ていると男性スタッフがこぞってイケメン!さすがYGだ。

 

壁には、一面に芸能人のサインが並ぶ。案内された席に座ると、可愛いブタのイラストが。メニューを見ると首回りの肉、豚トロ、サムギョプサルが楽しめる盛り合わせが目を引くが、どれも少々お高め。まあイケメンも多いし、このくらいは気持ちよく払おう。

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注文してからしばらくすると、薄い紙に包まれたお肉がやってきた。熱くなった鉄板を確認し、手際よく焼いてくれるスタッフ。いわく“一番美味しい”という焼き時間でひっくり返すと、それらを1.5センチずつカットしていく。やばい、めっちゃうまそう!

 

脂除けの白い紙製エプロンをして、準備も万端。さあ食べようと思ったそのとき、店内がザワザワし始めた。みんなの視線の先をみてみると、なんとBIGBANGのG-DRAGONが!颯爽と現れると、先に入っていた15人ほどのスタッフらしき一向の席に合流。横にいた日本人女性はあ然としていて、鉄板のお肉が焦げていた。

 

「お客様、もう召し上がれますね。当店のお肉は忠清道から直接空輸してきたメスの豚を3日間熟成し、より良いお味に……」とスタッフが話しかけてくるが、それどころじゃないの!白いシャツにグレーのパンツとシンプルなファッションだが、シルバーアクセがキラリと光る。その距離、数メートル。ああ、カッコいい……。

 

と、店員がさらに催促してきたので、ようやく豚トロを食べる。えっ、うまい!一口噛むだけで肉汁が口のなかいっぱいに広がり、それでいて脂っこくない。これまで数々の焼き肉店を周ってきた記者だが、その舌をうならせるほど美味しかった。

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そのあとも色々と食べてみたが、どれも本当に絶品なものばかり。ふと見ると、GDが青陽大根の若菜入り素麺(ヨルム・グッス)を注文していたので、記者も食べてみた。青陽の辛みは思ったほど強くはなく、初めての人でもオススメな味だ。

 

そんななか、そばにいた子連れ女性が愛嬌をふりまくと、GDが立ち上がってその親子のテーブルへ!4歳くらいの女の子だろうか。彼女の目線に合わせてしゃがみこむと、手を振って挨拶する。女の子はいっさい目線を合わせず、お母さんに隠れてしまう。

 

すると「あの、私は怖い人じゃないですよ。お母さんもそう言ってください(笑)」とはにかむGD。普段のクールな彼からは想像できない、優しい笑顔……。思わず、その4歳児に嫉妬してしまいそうになる自分をぐっと抑えた。

 

そんなふうにお店を堪能していると、あっという間に午後10時をすぎていた。お会計は少し高かったけど、料理はおいしいし、思わぬハプニングもあったし大満足!帰宅途中、食べ過ぎて膨らんだお腹を見て絶句してしまったが、そのへんはまあ大目にみようと思う。

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