(撮影/加治屋誠)
韓国の人気R&B歌手・SE7ENが’06年以来、10年ぶりに日本オリジナルフルアルバムを発売。K-POPというジャンルが定着する以前から、韓国だけでなく、アジア各国で活躍してきた彼が放つ渾身のフルアルバム『Dangerman』は、「今まで見たことがないSE7EN」がコンセプト。
今年7月から本格的に日本での活動を再開し、再スタートをきったSE7ENがアルバムに込めた思いを語ってくれました。
――12月7日に10年ぶりの日本オリジナアルバム『Dangerman』が発売されましたが、いまの心境はいかがですか?
久しぶりに日本でアルバムを出すことになり、新鮮な気持ちを感じています。10年ぶりなのでいろいろなことに挑戦して、多様なジャンルの音楽を一生懸命準備しました。みなさんがどんな気持ちで聴いてくれるのか、楽しみです
――アルバムを出すことになった特別なきっかけがあったのでしょうか?
日本で活動を再開することになったことが大きかったです。たしかに今回の作品は思い入れが強いですが、“10年”という時間にこだわっているわけではありません。今年のはじめから6ヶ月ほどかけてアルバムの準備をしてきて、日本のスタッフとも力を合わせて完成した作品です。
――“今まで見たことがないSE7EN”がアルバムのコンセプトとのことですが、具体的にどんな姿を見ることができますか?
リード曲『Dangerman』のようなダークな曲調、コンセプトはいままでやったことがないジャンルでした。ミュージックビデオでは、白いSE7ENと黒いSE7ENが登場して、光と影を表現しています。二面性を見せることができて楽しかったですし、レーザーを使ったパフォーマンスも見どころです。激しいダンス曲からバラードまで本当に幅広い楽曲が揃っていますので、いろいろなSE7ENを楽しんでほしいです。
――12曲のなかでSE7ENさんの一番のお気に入りは?
『Dangerman』、『Feel The Fire』、『GIVE IT TO ME』も好きですし……どれも思い入れのある楽曲なのでお気に入りは決められないなぁ。バラード曲の『We Need Is Love』、『Eternity Love』も、アルバムの収録曲は全体的に好きです。でも、1曲あげるとしたら、『Dear you』かな。これはファンのみなさんへ向けた“感謝の気持ち”を書いた曲。歌詞にも注目して聴いてほしいです。
――活動をしてきたなかで、アジアの音楽シーンに変化を感じますか?また、いま流行しているジャンルなど、アジアの音楽シーンを牽引してきたSE7ENさんの目線から感じるものはありますか?
韓国では最近、HIPHOPが流行っていますよね。日本ではテレビでのプロモーションをしなかったので、直接J-POPに触れる機会が少なかったのもあって、あまり大きな変化は感じないです。
――いちばんSE7ENさんが気になっている、ハマっている歌手は?
変わらず、マイケル・ジャクソンやビヨンセが好きです。
――もし日本の活動中にオフがあったらどう過ごしますか?プランを教えてください。
いまはオフがないのですが……。もしお休みがあれば、冬の札幌に行きたいです。スキー場とかもあるんですよね? 滑ってみたいなぁ。
――寒さには強いですか?
弱いです(笑)。寒いのはもともと苦手ですが、まだ冬に行ったことがないので、興味があります。あと、札幌に行くなら、市場などでカニを食べてみたいです。本場の味を味わいたいです。
――来年1月には3大都市ツアーが決定。ますます活躍に期待が高まりますが、来年の目標を教えてください。
もっと多くの人に僕の音楽を届けていきたいし、もっとファンのみなさんに会って、一緒に楽しい思い出を作っていきたいです。
【インフォメーション】
■10年ぶりの日本オリジナルアルバム『Dangerman』発売中!
■3大都市ツアー『SE7EN LIVE TOUR 2017 in Japan -Dangerman-』(仮)決定!!
公式サイト:http://lucky-7.jp/