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チャン・グンソクが28日、幕張メッセにて、『JANG KEUN SUK LIVE IN JAPAN 2015』の東京公演を開催。俳優デビューして以来、韓国で発表したドラマのOST曲を中心に、日本語曲も含めて全19曲(アンコールを含む)熱唱。『美男〈イケメン〉ですね』で大ブレーク後、目標を見失っていたというグンちゃんが、30歳を手前に“大人の男の責任感”を再認識。「俺の人生は今日しかない。後悔しないために頑張ります!」と宣言した。

 

バンドを従え、ダルメシアン柄の衣装に身を包み、ステージに登場したチャン・グンソク。アンニュイな表情でスタンドマイクの前に立つと、韓国語曲を情熱的に歌い上げる。

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当初、このライブの準備をスタートさせたとき、日本や中国で行う予定はなかったという今回のコンサートツアー。「20歳のときから新しい俳優人生が始まって、OSTでいっぱいいろんな曲を歌って。いつか歌手デビューするために頑張ってきました。そのときの思い出を探していたら、韓国語で歌った曲を確認して。これは、韓国だけじゃなくて、日本のうなぎたちにも全部見せなきゃダメだと思いました」

 

日本で韓国語の歌詞を歌うのは久しぶりで、ちょっと恥ずかしいと照れ笑いしたグンちゃんだったが、「雰囲気を心配してたけど、めっちゃアツいね。ありがとう、みんな」とご機嫌な様子。大阪公演後、ファンのライブの感想が気になって、ネットでツイッターやインスタなどを検索しまくったというエピソードを明かすと、あるファンのメッセージ、「めっちゃ、衝撃をもらった」とグンちゃん。その一文を紹介した。

 

「グンちゃんが帰ってきた」ーーーーー。

 

「どういう意味?」とファンたちに問いかけつつ、ライブの準備をしながら、「私の精神が帰ってきた」と吐露。そして、中学3年生のとき、将来、日本で歌手として、俳優として活躍したいという夢を実現させたことを振り返った。

 

「うなぎたちの親分になって、ニュースのヘッドラインには、“アジアは今、チャン・グンソクの世界”と出るし、めっちゃ、幸せだった。でも、逆に、目標がなくなっちゃったよ。次の目標が何? って」。さらに、大人の男としての責任を感じたとも。

「来年、30歳になるし、『お前、中3のときみたいな夢を探さないとダメだぞ』って本物の男の責任感を持たなきゃいけないって。あのときのようなハングリー精神を持って、頑張って、頑張って、それでダメでもしょうがないけど、最後まで頑張り続けたことは後悔しないと思うんです。今日のステージで俺の責任感を、素敵なステージを見せることが、僕の目標です!」

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その後のMCタイムでも、終始、日本で空前のブームを巻き起こした時代の自分を「若かったから……」と反省しつつ、「人生勉強して、もっと本物の男になる」と宣言。「今、このライブを一生懸命生きることが自分の責任だ」と訴え続けた。

 

また、自身のダイエット方法を話す場面では、運動嫌いなグンちゃんの、「運動するくらいなら、食べない」理論に、ファンから困惑の声も漏れたが、「ダイエットが成功すれば自己満足もできるし……。王子様でいるためだから」と、負けじと続けるグンちゃん。とにもかくにも、ダイエットに成功し、ステージに横になったり、セクシーダンスをしたり、エロエロ光線でファンを魅了。

 

クライマックスの『オトカジョ(どうしよう)』と『トゥルリナヨ(聞こえますか)』では、歌いながら女性のコーラスメンバーの間に割り込み、肩にもたれかかったと思うと、女性たちの顔をムニュっと手で押し付けて。そんなドSなグンちゃんに、会場から悲鳴のような歓声が上がった。

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「僕、いつもいう。二度、三度と何度うなぎを卒業してもいい。俺はこのステージで待ってるから、帰りたいときに帰ってね、俺のそばに」

 

「応援してくれるお前たちのために、俺を選択したことを後悔しないように頑張ります!」

 

そんな数々の名言で観客を酔わせたグンちゃんは、大ラスト曲『ヨジョニ(相変わらず)』を歌い上げると、「サランへ」を繰り返した。

 

「もう、愛してる!」

「拍手3回はじめ~ 僕のこと好き?大好き?みんなー死ぬまでついて来いやーーー!」

 

そして、2時間半の熱狂のライブは、観客が総立ちでジャンプ! ジャンプ!「俺は誰や?」と問いかけるグンちゃんに「チャン・グンソク!」のコールで会場はひとつになった。

 

「JANG KEUN SUK LIVE IN JAPAN 2015」ファイナルとなる29日の公演は全国57ヶ所の映画館でライブビューイングも行った。

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