JYJのジェジュンがホログラムコンサートで1万5千人の日本ファンを熱狂させた。
所属事務所のC-JeSエンターテインメントは11日、「ジェジュンのホログラムコンサート『2016 Kim Jae Joong 2nd Album Hologram real live Concert in Japan』が9日~10日の両日間、東京・代々木第一体育館で開催され、1万5千人のファンを動員する盛況を収めた」と明らかにし、「本公演は、ジェジュンが入隊を控えて日本のファンのために準備していたもので、今回発表するソロ新譜の全曲が披露された。会場は感激と喜びに満ちていて、ホログラムによるコンサートもK-POPの新しい進歩として注目を浴びた」と伝えた。
およそ90分間に渡って行われた公演には、既存のコンサートと同様のステージ、演出、映像などと合わさって完ぺきなパフォーマンスが繰り広げられ、ファンらは実存するジェジュンとともにしているような勢いで爆発的な反応をみせた。
オープニングは、ジェジュンの1stアルバムのタイトル曲である『Just Another Girl』でスタート。ジェジュンのホログラムが登場すると、ファンは1年ぶりの再会に感激しながら大歓声を送った。
ジェジュンは、自身の誕生日を記念して先行公開した2ndフルアルバムの新曲『それ知ってる?』をはじめ、ファンのために書いた『また会うけど、また会うだろうけど』、タイトル曲の『Love you more』など全17曲を披露した。
ファンに対する思いも伝えられた。ジェジュンは公演の合間にトークタイムやあいさつなどを映像で用意。さらに、公演前には写真展示会を開き、自分を応援してくれるファンの声援に答えた。
所属事務所の担当者は、「今回の公演は2年ほどの準備期間があった。ジェジュンが入隊前に撮影しておいたコンテンツは、1年くらいの後半作業と試写などを繰り返し、完成度を高めた」と述べつつ「ホログラムコンサートで初めて新曲を披露するだけに、特にサウンドのクオリティーに主力した。初めての試みにもかかわらず、公演の完成度やファンの満足度が高かったと思っている」と伝えた。
今回の公演は、兵役中のスターたちを懐かしむファンらにお届けする成功的なモデルとしてローンチされたことで、日本の関係者らも注目した。
ある公演関係者は、「韓国の大手芸能事務所の日本担当者たちも今回の公演を観覧していた。この公演は、ジェジュンの日本での人気を信頼している所属事務所が、長い時間をかけてきた企画と投資で収めた良い事例として残り、他のK-POPアーティストたちにとっても良いお手本になると思っている。また、これから発売されるジェジュンの2ndアルバムは、アーティストの不在はあるけれど、入隊前と同じく熱い反応が寄せられると期待される」と伝えた。
一方、ジェジュンのホログラムコンサートを観覧した日本のファン、ミコさん(28)は「ホログラムコンサートは初めてだけど、ジェジュンの新曲を早く聴きたい気持ちでチケットを買った。実際の公演をみて本当に驚いた」と言いつつ、「久しぶりに会えたジェジュンの姿に涙が自然に出てきた。1曲1曲、コメント一つ一つが私たちの心に響いていた。彼が私たちのところに帰ってきたような気分だったし、きっとその空間に私たちと一緒に存在した」と感想を語った。
また、ファンのマモルさん(23)は、「今までの公演とはまた違う感じだった。楽しみにしていたジェジュンの2ndアルバムの楽曲は、皆大きな響きを与えてくれて、90分という時間を彼と同じ空間で息しているような気持ちだった」と伝え、もう一人のファン、カズミさん(30)は「日本のファンたちは変わらない気持ちでジェジュンを待っている。ファンのために多忙な中でも公演を準備してくれた彼のことを思うと、本当にありがたいと思った。無料の展示会からホログラム公演まで、きょうはまるで夢をみたかのようにとても幸せな時間だった。これから発売されるニューアルバムも、もっと格別で大切なアルバムになりそうだ」と期待感を表した。
最後に、公演を観覧した現地関係者は、「ジェジュンの公演に対する日本のメディアからの関心。ジェジュンの作品やグッズなどを待っている日本ファンの爆発的な反応を通じて、彼がどれほど影響力のあるアーティストなのかをもう一度実感した。ステージにいるジェジュンのことを応援し、また会える日を待っているファンの気持ちが、きっと彼に伝えられたはずだ」と伝えた。
一方、ジェジュンがソロとして発表する待望のニューアルバム「NO.X」は、2月12日(金)の午前0時より、各音楽サイトを通じて全音源が公開される。
(写真/C-JeSエンターテインメント、記事提供/THE FACT JAPAN)
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