(写真・神奈川新聞) 画像を見る

神奈川県三浦市南下浦町菊名に住む石井千代子さん(89)が無料開放している自宅前の畑の一角で、ことしもハナショウブが見ごろを迎えた。6月中旬まで楽しめるという。

 

例年、ハナショウブが見ごろを迎えるこの時期に、畑と山林計約1千平方メートルを、私設の植物園「隠れ花菖蒲(しょうぶ)園」として開放。ハナショウブのほか、タチアオイやユリなども競うように咲いている。

 

40年ほど前から開放しているが、最近はけがから足腰が弱くなり、家族やボランティアが手入れしているという。通路の一部が舗装されて車いす利用者も通りやすくなり、休憩スペースも設けられた。

 

私設の植物園には京急線三浦海岸駅から、京急バス引橋経由三崎東岡行きなどに乗り、「神台」で下車、徒歩10分。

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