NHK連続テレビ小説『半分、青い。』での“怪演ぶり”が大反響となっている、俳優の豊川悦司(56)。豊川が演じる“秋風先生”こと秋風羽織は、人気少女漫画家。ロン毛にサングラスという奇抜な風貌と偏屈なキャラクターにくわえ、5月29日の放送回では豊川の流暢な河内弁も話題を呼んだ。
豊川はすでに撮影を終え、現在はつかの間のオフを楽しんでいるというが、本人は“秋風フィーバー”をどう感じているのか。5月下旬、本誌は豊川の自宅を訪れた。
ーー豊川さん!いま、朝ドラで秋風人気がすごいですね!
「正直、この役がこんなに評判になるとは思ってなかったので、ちょっとうれしいですね」
脚本を担当する北川悦吏子さん(56)とは、豊川がブレークするきっかけとなった95年のドラマ『愛していると言ってくれ』(TBS系)でも“名コンビ”を組んだがーー。
「北川さんと組むのは『Love Story』(01年・TBS系)以来17年ぶりなんです。最初にこの朝ドラの話をいただいたのが約1年前。そのときひさしぶりにお会いして。それ以来、秋風というキャラクターの構想を2人で練ってきました。台本の段階から2人でキャッチボールをして、一緒に“秋風羽織”を作ってきた感じです」
ーー実際に演技をしてみてどうでしたか?
「最初は、“ちょっとやりすぎじゃないかな?”と思っていましたが、北川さんやスタッフと話すうちに、ああいう“ちょっとぶっ飛んだおじさん”になったんですよ」
照れ笑いしながら、人気キャラ誕生の秘密を明かしてくれた。今後についてはこう語る。
「もっと年齢を重ねれば、おじいさんの役とかも来るかもしれませんからね。いくつになっても、その時その時を全力で楽しんでいきたいと思っています!」
第2次“トヨエツ・ブーム”の波がいい感じに来てそう!