「卑弥呼(ひみこ)さま~!」と絶叫するネタや、炭酸飲料を一気に飲み干してゲップをせずに長いせりふを言い切るなどのネタで知られる、「ハイキングウォーキング」。実は沖縄に深い縁がありました。その内容を詳しく紹介! 7月7日に出演する「よしもと沖縄花月in琉球新報ホール 」でみなさまに会えることも、楽しみにしているそうですよ。
二次会に両親まで参加!? 飲酒習慣にもびっくり!!
ー「沖縄」の思い出を教えてください。
鈴木:初めて来たのは2001年。ガレッジセールさんの単独ライブについてきたんです。飛行機に乗ったのもその時が初。よしもと芸人になった時、ゴリさんと川田さんが一番近い先輩でした。
松田:沖縄の縁は続き、ことし10回目を迎えた「沖縄国際映画祭」には初回から来ています。昔は遠いイメージでしたが、近くなりましたね。映画祭以外にも、今は沖縄花月もありますからさらに来てます。沖縄にこんなに来るなんて想像できなかったですが、すっかり慣れました(笑)。
鈴木:沖縄大好きです。最初の内は目につくもの全てが「うわぁ~すげ~、沖縄すげ~」って感じでしたが、そんな感覚はもうありません(笑)。
松田:実は僕の初沖縄旅行は19歳の時。東京のバイト仲間が名護市出身で実家に帰るというので、みんなで遊びに行ったんですよ。名護で遊んで伊江島にも行った楽しい思い出です。相方は最近、休みになるとなぜか沖縄に来てましたよ。時間もお金もかかるのに、よく行くなと思っていたら……。
鈴木:今年4月、北谷町出身の女性と結婚しました! 嫁がウチナーンチュで沖縄との縁が随分深くなったんです。彼女は沖縄らしさを感じる明るい女性ですが、時間はきっちり守る人。のんびりしたウチナータイムの感覚がないので、びっくりしました。親戚で集まった時に飲むお酒の量にも驚きましたよ。あいさつに行った時の1次会のお店では家族で泡盛の瓶を1本空け、2次会で妻の友達と合流したら両親がついてきたので一緒に飲むの!? ってびっくりしました。とにかくお酒が強い。お盆やシーミーは未経験ですが、家族や親戚が集まってにぎやからしいですね。
松田:僕は一人飲みが好きで、焼き鳥屋さんを探して行ってます。おじさんによくお酒を勧められるので、沖縄のみなさんは気さくに話しかけてくる印象。恥ずかしがり屋ではなかったんですね(笑)。
鈴木:服屋の男性に話しかけられて仲良くなったこともあるし、沖縄の人ってコミュニケーション力がすごくあると思います!
大道芸と宴会芸でコンビが成立!?
ー「沖縄」との縁が深いお2人を身近に感じます。最近の活動を教えてください。
松田:大道芸を披露することが多いです。学生時代から、練習を始めると楽しくなって止まらないタイプ。もっと上手になりたい気持ちで続けるので、いろいろな技ができるようになりました。練習を続け、大道芸人として一人で活動できるようにがんばります。相方は宴会芸のスペシャリストですから(笑)。
鈴木:宴会芸(笑)!? 松田さんに教わって中国ゴマなど練習しましたが、マスターするまで結構時間がかかるんですよ。中国ゴマにいたってはあまりウケねーし(笑)。劇場ではなく外でやれば、中国ゴマを高く上げて盛り上がると思うので、北谷のビーチが会場だといいかも(笑)。普段は全国の舞台に出る日々です。各地によしもとの劇場があるんですよ。
松田:大道芸人さんと一緒に、外で芸を披露することもありますよ。お客さまとの距離が一番近い芸人かも!? 沖縄花月だと「どういうのがいいですか」ってお客様と相談して、「コントやりましょう」ってなる時もあります(笑)。
鈴木:東京スカイツリーの広場でも定期的にやらせてもらっていて、お客さまとおしゃべりしながら芸してますよ。ネタが特殊で臨機応変にその場で変えていくのが、僕たちですね(笑)。子どもさんが舞台に上がってくることもあり、いい意味でなめられています。野次でもなんでもOKなので(笑)。
松田:子どもさんの安全面に気をつけながら、距離を近づけてきました。数年前までは距離を置き、「作品を見てください」ってタイプでしたけどね。でも今もそんな風だと、人気が下がり食べていけない(笑)。今のハイキングウォーキングは、フリースタイルですよ!
ー最後に「よしもと沖縄花月 in琉球新報ホール」(7月7、8日)を楽しみにしているファンに、メッセージをお願いします。
鈴木:2日とも最強のメンバーがそろうので、絶対面白い! ご期待ください。
松田:沖縄花月でやる時よりも、少し派手なネタをやろうかと思っています。
2人:僕たちもとても楽しみにしています!
◇取材:饒波貴子(フリーライター)
よしもと×琉球新報
「なはの日」よしもと沖縄花月in琉球新報ホール
7月7、8日の両日、那覇市泉崎の琉球新報新本社ビルに、全国で人気のよしもと芸人が大集結! 8日にはエンターテインメント総合専門学校「沖縄ラフ&ピース専門学校」によるワークショップもあり、参加者は新報ホールに登壇できるほか、2019年の沖縄国際映画祭のレッドカーペットを歩けちゃうかもしれません。1階の公開空地では大道芸人や子どもたちによるステージイベントや、こども記者による模擬記者会見、グッズ販売もありますよ。ふるってご参加くださいね!
(出演者)
◇7月7日(土)①午後1時開演 ②午後4時開演 ※開場は30分前
宮川大助・花子、中川家、笑い飯、品川庄司、ハイキングウオーキング、スリムクラブ、ありんくりん、ピーチキャッスル
◇7月8日(日)①午後1時開演 ②午後4時開演 ※開場は30分前
大木こだまひびき、笑い飯、東京ダイナマイト、友近、和牛、もりやすバンバンビガロ、初恋クロマニヨン、魁バーバリアン
(入場料)前売券4000円、当日券4500円
(チケット販売)チケットよしもと、ファミリーマート(イープラス)、デパートリウボウ、琉球新報本社、中部支社、北部支社
(問い合わせ)電話098-865-5255