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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(27)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【大切な家族との二度目の別れ】

 

昨年、実家が火事に巻き込まれて亡くなってしまった愛犬ラガー。その後、幽霊になって戻ってきたラガーは、僕たち家族とまた一緒に暮らし始めました。

 

しばらくは、僕も親父も毎日のように話しかけていたし、姿が見えないお袋も、なんとなく存在は感じているみたいで。以前と変わらない3人と1匹の家族として生活していました。

 

ただ、時間がたつにつれ、少しずつラガーがいることが当たり前になってしまって……。家に帰ってから姿を捜すことすら、しなくなっていました。

 

そんなとき、ふと「最近ラガー見てないな」と気付いて。家中あちこち捜してみたんですが、どこにもいませんでした。ラガーの幽霊はついに消えてしまったようです。もう少し気にかけてあげればよかったなと、少し後悔しています。

 

それから、昨年亡くなったあと、ずっとお袋の後ろに憑いていた、お袋のお兄さん、つまり僕のおじさんの幽霊も、いつの間にか消えてしまっていました。

 

家族との二度目のお別れが続いて、ちょっとセンチメンタルな気分になっている今日このごろです。

 

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