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冬休み恒例の家族旅行、今年の行き先は台湾。
子供連れに優しく、食べものにも困ることが少ないと聞いての選択だったのですが
これがもう大正解!
人が優しい。
子供を遊ばせられる場所が多い。
何を食べても美味しい。
特に食に関しては素晴らしく、ひどい偏食のまめですら美味しい美味しいと絶賛しつつ普段の倍の量は食べたし、ゆめこに至ってはこの旅で若干太った。そしてふたりとも確実に舌が肥えた。

 

更に運の良いことに今回の滞在中、台湾はとても暖かく
さらに雨も降らなかったため私たちは朝から晩まで遊び倒した。

 

台湾の旅の醍醐味といえば夜市。
縁日のような賑わいにすっかり舞い上がったまめは張り切ってゲーム屋台へ。
レトロなゲームが並び、大人の私たちまで楽しくなってくる。
ピンボールや輪投げなど簡単なゲームには目もくれず、まめは積み上げられた缶を大砲のようなもので撃ち落とす難易度高めのゲームを選んだ。
100元で弾は6発、多分大人でも全部倒すのは難しい。
まめがやったところで当然うまく当たるわけはないのだが、外す度に「サービス」と言いながら新しい弾をガンガン補充してくれる屋台のおばさんのおかげで随分長い時間楽しませてもらい、
更には景品までもらった。

 

景品は某有名アニメキャラクターに似たぬいぐるみ。
確実に後から取り付けられたのであろう材質の違う耳が異彩を放つ。
耳だけでは心もとなかったのだろうか、だめ押しとばかりに背中にはたてがみまで生えている。
この味わい!そう、これが屋台の醍醐味!
最初は釈然としない表情をしていたまめも、何かを察したようでそっと頷き
満足げにぬいぐるみを抱きしめた。

 

まめ、少しだけ大人になった台湾の夜。

 

このぬいぐるみは「ドラらえもん」と名付けられ、
毎晩まめと眠っています。

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