その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(27)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【家族が同時に故人のことを思い出したら】
大切な存在を亡くした人たちが集まると、みんながその人のことを、同じタイミングで思い出したりしませんか?
たとえばおじいちゃんが亡くなった家族が団らんしているとき、「今、急におじいちゃんのこと思い出した」「え、わたしも!」みたいな感じで。そうやって“ふと”大切な故人をいっせいに思い出すことって、家族はもちろん、友達同士とかでもありますよね。
実はそうやって、亡くなった人をいっせいに思い出すのには理由があって。それは、近くにその人の霊がいるからなんです。
たぶん「せっかくここまで来たんだから、なんとか思い出してもらおう!」と、霊のほうが何か気配みたいなものを送ってきているんだと思います。
そういうときには、ぜひみなさんで生前の思い出話をしてあげてください。「あのときこんなこと言ってておもしろかったよね」とか「一緒に行った旅行、楽しかったよね」とか、どんなささいなことでも構わないので。
正直、霊に感情があるかどうかはわからないんですが、亡くなっているからこそ、思い出がすごく大切なわけで。きっと幸せを感じてくれるんじゃないかと思います。
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