映画「小さな恋のうた」の舞台あいさつをする俳優たち=4日、那覇市のシネマQ 画像を見る

 

5月24日に全国公開する映画「小さな恋のうた」の舞台あいさつが4日、沖縄県那覇市のシネマQであった。橋本光二郎監督とメインキャストの佐野勇斗さん、森永悠希さん、山田杏奈さん、眞栄田郷敦さん、鈴木仁さんが登壇。物語の基となった曲「小さな恋のうた」を歌うMONGOL800(モンパチ)の上江洌清作さん(ベース・ボーカル)と高里悟さん(ドラム・ボーカル)も加わった。

 

映画は、沖縄に暮らす高校生がバンド活動を通して仲間や家族、米軍基地に暮らす同年代の少女に思いを届けようと奮闘する物語。1カ月半にわたり全編を沖縄で撮影した。

 

佐野さんは「いち早く沖縄の皆さんに映画を見せられてうれしい」と話した。劇中はモンパチの楽曲が4曲演奏される。上江洌さんは「映画を見てモンパチのライブを見ているような、入り込めた瞬間があって新鮮だった」と俳優陣の演奏を絶賛した。橋本監督は、小さな恋のうたの歌詞「やさしい歌は世界を変える」に触れ、「歌も映画も、世界を変えられると信じている。映画に込めた思いや祈りが届けばいいなと思う」と述べた。

 

俳優陣による5ピースバンド「小さな恋のうたバンド」のメジャーデビューも発表された。5月22日にCDが発売される。映画はシネマQなどスターシアターズ系の映画館で上映する。

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