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「大田区にある蒲田支店という設定だったので、実際に東京・大田区周辺でロケを行ったんです。エキストラはHP上でも募集していたのですが、ある日、明らかに“偽エキストラ”が入り込む騒ぎが。そういう方々は自分がドラマに映りたいんじゃなく、近くで福山さんを見たいだけ。ギリギリのスケジュールでやっているので、撮影妨害でした」(番組関係者)

 

連ドラ『集団左遷!!』(TBS系)に主演中の福山雅治(50)。23日に最終回を迎えるが、9日、福山の公式サイトが《ファンの皆さまへのご注意とお願い》との題名で《最近、撮影現場にて一部ファンの方によるマナー違反が見受けられ、撮影に支障がでております》と、注意喚起を行った。「マナーを守って応援してくださるファンの皆さまが大半」としたうえで、撮影現場での写真・動画撮影、エキストラに当選しなかったファンの現場無断進入に強く自粛を求めていたのだ。

 

「エキストラに当選した人たちの中にも双眼鏡で福山さんをのぞく人がいたため撮影が中断されていました」(前出・番組関係者)

 

スポーツ紙記者は言う。

 

「公式サイトでも“事務所付近や最寄り駅、ロケ先での出待ち、待ち伏せ行為は、予期せぬトラブルに繋がる危険がある”と禁止行為として明確に記載していました。じつは福山さんの事務所がもっとも気にしているのは一部の熱狂的すぎるファンの“暴走”なのです」

 

福山は16年5月、ストーカー被害にあっている。彼の自宅マンションのコンシェルジュが熱狂的なファン女性で、合鍵を使って室内に侵入したのだ。

 

「この女性は10年から福山さんのファンクラブに入っていて、テレビ局などでの“出入り待ち”も15~16回行っていました。彼の出演作にエキストラとして参加し、ストーカー的な観察日記もつけていたようです。そんな女性がコンシェルジュとして自室に入り込んだことに福山さん本人も『恐怖を感じた。事件前と同じ生活が送れなくなった』と心境を吐露。その“戦慄”は3年たった今でも変わらないようです」(前出・記者)

 

事件直後、福山はラジオ番組で「表面化してないものもある」と“暴走ファン”はコンシェルジュひとりではないことを明かしていた。

 

「結婚後は特に、妻・吹石一恵さんの親族を名乗ってマスコミに虚偽の電話をかける“暴走ファン”が増えたそうです。なかには関係者を名乗って現場に乗り込んできた悪質なファンもいると聞いています。事務所は暴走がエスカレートして、再び家族にまで影響が及ぶことを懸念しているのです」(前出・番組関係者)

 

共演者であるエキストラがまさかのストーカー……一部の過激ファンだけとはいえ、スーパースターゆえの福山の苦悩はあまりに深い。

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