【沖縄】映像制作や中央パークアベニューの空き店舗を改装し宿泊業を展開するファンファーレ・ジャパンが、コザの街の魅力を掘り起こしている。ホテルの改装作業などを動画で紹介する「街改造チャンネル」を配信。近隣の商店街で街おこしに取り組む経営者などにも注目し、「街全体をリノベーション(刷新)すること」を目指す。
ファンファーレ・ジャパンはバーやキャバレーなどを改装し、宿泊施設として「トリップショットホテルズ・コザ」を運営する。2016年度の始動から外国人旅行客の利用やリピーターも増え、好調だ。一方、県内ではホテルの建設ラッシュや民泊などの安価な宿泊施設の増加で、競争が激化している。島袋武志社長は「原点に立ち返り、ユニークな街の情報を発信することでホテルのこだわりも伝えられる」と話す。コザの街の魅力を伝える動画配信に目を向けた。
本年度は新たに5部屋を改装し、全10室となった。内装プロデューサーの島袋清成さんがデザインや改装を手掛け、空き家がホテルに生まれ変わる過程を動画にまとめた。
商店街で新たな取り組みなどに挑戦する人たちも取材。島袋社長は「ハード面だけでなくソフト面での改造も街の活性化には必要だ」と語った。
街改造チャンネルは、動画投稿サイト「ユーチューブ」で視聴できる。ホテルの詳細はホームページ
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