(イラスト:フルボンヌ) 画像を見る

その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【先輩が“悪魔のピーター”に遭遇しました】

 

霊現象に悩んでいるという先輩から「悪魔のピーターを見てしもうた!」と相談されました。

 

悪魔のピーターというのは、かなりヤバい悪霊らしく、見た目はかわいらしい子どもなのに、大きな包丁を持って襲いかかってくるんだとか。先輩も、不思議な体験が続いているときに、人からその話を聞いて、めちゃくちゃビビッてしまったそう。

 

そしてその夜、ふと気がつくと、玄関先に白人の男の子が立っているのが見えてしまったとか。しかも、手には大きな包丁が。思わず「お前、悪魔のピーターか!?」と叫ぶと、その男の子が、低い声で「せやで……」と答えたんだそうです。

 

先輩は「生きた心地がしなかったで……」と、大真面目に語っていたんですが、僕の心の中で「なんで関西弁なんだよ!」とツッコんでしまいました。だって、幽霊の言葉が、自分の方言に自動翻訳されるなんて、めちゃくちゃじゃないですか! 実際、僕がアメリカで遭遇した幽霊は英語でしゃべってましたしね。

 

後日、医者芸人のしゅんしゅんクリニックPさんとお会いしたときこの話をしたら「それは過労による幻覚」って言ってました(笑)。

 

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