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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【先輩がヤバい霊に憑かれたワケ】

 

前回、先輩にヤバい霊が取り憑いた話をしましたが、やっぱりその原因は、僕と一緒に行った心霊スポットだったみたいです。山奥にあるトンネルなんですけど、周りに人気がぜんぜんなくて、めちゃくちゃ怖い雰囲気でした。

 

ただ、幽霊が出ると言われているのは、以前使われていた旧トンネルのほう。さらに、もっと昔に使われていた旧旧トンネルも現存していて。そっちは近付くだけで危ないというウワサでした。

 

心霊映像を撮ってアップする予定だったんですけど、さすがに旧旧トンネルには行きたくなくて、旧トンネルで撮影することに。でも、とくに何も起こらなくて、1時間くらいで切り上げました。

 

僕が機材の片付けをしていると、先輩がいつの間にか、トンネルの上のほうへ登って行っちゃったんです。すぐに「何もなかったわ~」なんて下りてきたんですけど、僕には、山を登った先が明らかに異様な雰囲気なのがわかって。もう絶対に近付いちゃダメなやつだったんです。

 

あとから調べてみるとやっぱり、そこを登った先には例の旧旧トンネルがあって。きっと先輩は、そのトンネルに近付いたせいで、ヤバい霊を連れて帰ってきちゃったんだと思います。

 

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