2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。99年以降、2度目の逮捕だ。これに対し、槇原容疑者の楽曲配信が停止になるのではと心配する声が上がっている。
アーティストの不祥事により、作品の配信や出荷が停止となる例は多い。記憶に新しいのは、音楽ユニット・電気グルーヴのピエール瀧(52)の事件だ。
瀧は2019年の3月12日、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。これを受け、電気グルーヴが当時所属していたレコード会社「ソニー・ミュージックレーベルズ」は13日に対応を発表。CDの出荷停止と回収、デジタル配信の停止という措置が取られた。
実はこうした自粛の形が定着したのは、1999年に起きた槇原容疑者の逮捕からだと言われている。当時、レコード会社は槇原容疑者の逮捕を理由にCDの出荷停止と回収を決定。「社会的活動を行っている当社が、反社会的不法行為を起こした槇原容疑者の商品を出荷するわけにはいかない」とコメントしていた。
ネットでは、不祥事を起こしたアーティストの楽曲配信自粛について不安の声が上がっている。
《マッキーの歌配信停止になっちゃうかな》
《大好きな曲たくさんあるから配信停止になると困る…》
《作品自体に罪はないでしょ》
《確かに薬物は良くないけど、その人の作品まで自粛っていうのは分からない》
《なんでもかんでも自粛すればいいってもんじゃない》
多くのヒット曲を生み出してきた槇原容疑者の、2度目の逮捕。今後の対応に注目が集まる。