自宅でのリモートワークに今や欠かせないツールとなったオンライン会議システム「Zoom」。SNSでは、妻の会議中に下着姿の夫が画面に映り込んでしまったり、子どもが乱入してきたりといった微笑ましいアクシデントの動画がシェアされている。
一方で、米ニューヨークでは衆人環視ならぬ“Zoom環視”の状態で殺人事件が起こってしまった。NBC NEWSが報じている。
報道によると、米国時間21日、ニューヨーク州ロングアイランドで72歳のドワイト・パワーズさんが刃物で刺され死亡した。パワーズさんはZoomでのミーティングの最中だったという。刺されるのを目撃した他の出席者が警察に通報したという。
容疑者は窓から飛び降り逃走したが、間もなく逮捕された。容疑者の名はトーマス・スカリー=パワーズ。亡くなったパワーズさんの実の息子だった。現在、逃走時に負ったケガが原因で入院しているが、サフォーク郡警察署によると第2級殺人で起訴される見込みだという。