その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【家電にまつわる怖~い話】
学生のとき、同棲している友達カップルから「家で怪奇現象が多発している」という相談を受けました。僕には、除霊やらお祓いやらはできないんですけど「とにかく原因だけでも知りたい」というので、そのまま2人の家を訪ねることになったんです。
部屋に入ると、すぐに怪奇現象の原因がわかりました。置かれている掃除機からすさまじい怨念を感じて。しかも、叫び声のようなものまで聞こえました。
2人にそのことを伝えると「たしかに、怪奇現象が起きるようになったのは、この掃除機を買ってからかも」と。さすがに供養とかいうレベルじゃなかったので、すぐに捨てるように言いました。
その後、ちょっと気になって調べてみたら、その掃除機を買うと怪奇現象が起きるという話がネット上でうわさになっていたんです。
これは僕の推測ですが、家電の部品って、町の小さな工場とかで作られることもあるじゃないですか。たぶん、そこには溶鉱炉があるんですよね。もし、事故や事件で誰かが溶鉱炉に落ちて、しかもそれを誰も見ていなかったら……。
そのまま作られた部品には、なにか“恐ろしいもの”が宿っても不思議じゃないと思います。
【お知らせ】
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光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!
「女性自身」2020年7月7日号 掲載
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