【宜野湾】沖縄県宜野湾市の委託を受けた市内ダイビング・マリン関連の約20事業者が6日、宜野湾沖でサンゴの植え付けと海中清掃を開始した。船で出港前、市真志喜の宜野湾マリーナで、活動参加者らが「頑張るぞ」と声を張り上げた。
取り組みは「美ら島クリーン活動支援事業」の一環で、17日までの平日計10日間で実施する予定。サンゴの苗は300株植えるという。予算は約1500万円で、新型コロナウイルス感染拡大影響の経済対策として打ち出された地方創生臨時交付金を活用する。
活動を通して市内業者の経済危機を脱し、健全な海を保全することが狙い。和田敬悟副市長は、活動参加者らに「(観光客が)沖縄の豊かな海を存分に楽しんでいただけるよう、皆の理解と協力をお願いし、経営回復の一助となれば幸い」と話した。
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