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大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(73)が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「家族から『気持ち悪い、生きているうちに処分して』と言われ、大切にしていた人形を『ブックオフ』で10円で売ってしまいました。後悔しています。どうしたらいいですか?」(スズちゃん・69・主婦・埼玉県)

 

【A】「『わずか10円』ではなく『10円ももらえた』と思えばいい」(蛭子能収)

 

残念ですね、エヘヘ。売られた人形にはかわいそうですが、それも運命というんですか、そういう流れだったと考えたほうがいいですよ。「わずか10円」じゃなくて「10円ももらえた!」と思うようにしたほうがいいですよ。

 

オレも、自分が描いた漫画の原画を、自分の分身のように大事にとっています。どんどんたまっていってそろそろ整理しようと、自分で面白いと思ったり、苦労したりした作品だけを残そうとしたんです。でも、オレがときめくような漫画はありませんでした、テヘッ!

 

過去の作品を見ていたら、とくに都会を舞台にしたものがないんですよね。本当はビルや家など街中の場面を描きたいんですが、定規を使うのが面倒で、つい山の背景ばかりになってしまったんですよね。後悔しています。

 

そういえば、今度、競艇に行くのに軍資金がないんです。原画を『ブックオフ』に持っていけばいくらか金になりますかね……(マネージャー「奥さんにすごく怒られますよ」)、どうしたらいいですか?

 

「女性自身」2020年12月15日号 掲載

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