大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(73)が、読者からの相談に答える!
【Q】「81歳になる父は、蛭子さんと同じ『レビー小体型認知症』と診断されました。私が、お金を盗むとか家財を持っていくと大騒ぎ。否定しても聞いてくれません。悲しいです」(スピマサちゃん・55・会社員・新潟県)
【A】「認知症の人の言うことは真に受けなくていい」(蛭子能収)
認知症になるなんてかわいそうですね。あれ、オレも認知症だっけ? ただ、今のところ困っていることあるかな。食欲もあるし動けるし。(マネージャー〈以下マ〉「オンとオフの差があって奥様が大変みたいですよ」)
オレもひどいときはもの忘れが激しくて、まったく思い出せないことがあるんです。そんなとき女房がちょっと悲しい顔をするんですよね。(マ「被害妄想も認知症の症状のひとつみたいです」)
だったらお父さんの言うことは真に受けずに「はい、はい、すみませんね」と明るく言っておけばいいんじゃないですかね。お父さんの前で悲しそうな顔をしないほうがいいと思いますよ。
なにか、得意なことを伸ばせばいいんだろうけど……。(マ「蛭子さんは競艇選手の名字を言えば、下の名前を即答します」・マ「瓜生?」蛭子「正義!」、マ「山崎?」蛭子「智也!」、マ「毒島?」蛭子「誠!」、マ「桐生?」蛭子「順平!」、「ほら!」)
マネージャーの楽しそうな顔を見ていたら、競艇に行きたくなりました!
「女性自身」2020年12月22日号 掲載
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