《深い反省と、自分自身を見つめ直す3年間を経て、再び役者としてセカンドチャンスを頂けましたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです》
2017年に未成年女性とのスキャンダルが発覚し、芸能界から長らく姿を消していた小出恵介(36)。しかし今年8月、芸能事務所『リズメディア』に所属して再出発することが明らかに。公式HPで冒頭のコメントを発表した。
「新しい所属先は、MISIA(42)などのアーティストが多数在籍する事務所。再出発先としては、かなりの好条件といえるでしょう。
小出さんはもともと、Netflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』でさんまさん役を演じる予定でした。しかしスキャンダルによって、玉山鉄二さん(40)を代役に立てて撮り直すことになっていました。
それでも明石家さんまさん(65)は番組で話題に出してくれるなど、再出発を後押ししてくれました。事件後も小出さんのことを気にかけていたということでしょう」(芸能関係者)
実質的な引退状態に追い込まれていたところから、なんとか芸能界復帰を果たすことができた小出。しかし、これで“御の字”とはいかないようだ。
「表向きでは一応、復活した形にはなっています。しかし、現場サイドではまったくキャスティング会議に上がる気配がありません。復帰を宣言したものの、テレビ方面では閑古鳥が鳴いている状態です。
本人がどれだけ『相手の女性が未成年とは知らなかった。強引に関係を持ったという事実はない』と主張しても、スキャンダルによるイメージ悪化は想像以上に深刻でした。
彼が出る作品にはスポンサーもつきにくいですし、女優たちから共演NGが出ているケースもあるみたいです。つまり八方塞がりすぎて、現場としてもわざわざ小出さんにオファーするリスクを冒せないのです」(テレビ局スタッフ)
地上波テレビへの復活には、暗雲が立ち込めているという小出。それでも21年には、復帰第一作の映画『女たち』の公開が予定されている。
「当面は、舞台や映画で実績を積んでいくことになるでしょう。地道に演技力を磨いて、賞でも取れば流れが変わるかもしれません。
YouTubeなどの“別の稼ぎどころ”を探すことも考えられるでしょう。あとは“小出恵介”の名前でバーをやるなど、畑を変えるという選択肢もあります。
ただそれらが成功するかどうかも含めて、これからの彼の襟の正し方次第といえるのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)