東日本大震災から10年――。
地元・仙台のホームリンクでの練習中に地震が発生し、避難生活を余儀なくされた被災当事者でもある羽生結弦(26)。アスリートとして華々しい活躍を見せると同時に、復興支援に注力した10年でもあった。
「ずっと被災地について考えていくことが大きな使命だと思っています」
そう語るとおり、積極的な慈善イベントへの参加や寄付活動を続けてきた羽生。自著の印税収入やグッズ販売の収益を、被災地や宮城県スケート連盟などに寄付してきた。その総額は、なんと1.9億円超!
「スケートを通して少しでも多くの人に勇気を与えられれば」という羽生の思いは、震災から時がたっても揺るがない。
「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
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