「たいへん光栄なこと。できる限りの方策を立てて安全・安心を確保したい」
秋篠宮家の長男・悠仁さまが筑波大学附属高等学校(筑附高)に合格されたことについて、同大の永田恭介学長は2月24日の会見で歓迎の言葉を述べた。
悠仁さまはお茶の水女子と筑波、両大学の附属校の間で’17年にスタートした「提携校進学制度」を利用されたという。悠仁さまのために作られた制度ではないかとの指摘に、永田学長は「その見方は当たらない」と否定した。
だが、皇室担当記者は首をかしげる。
「悠仁さまがお茶の水女子大学附属幼稚園に入園されたのも、女性研究者を支援する『特別入学制度』によるものでした。この制度の“適用第1号”で入園されたのが悠仁さまだったのです。悠仁さまの進学に伴って“特別な制度”の新設が2度も繰り返されたわけで、疑念が生じるのも致し方ありません。皇嗣職大夫の会見でも、記者から『特別扱いでは』との質問が相次いだのです」
なぜ紀子さまは“皇室特権”との批判を顧みず筑附高への進学を推し進めたのか。「紀子さま自身の学歴コンプレックスがあるのでは」と語るのは皇室ジャーナリスト。
「ハーバード大、東大で学ばれた雅子さまと比べると、見劣りするという思いがあったのでしょう。紀子さまは、’13年にはお茶の水女子大で博士号も取得されています。筑附高は’21年度は29人が東大に合格した、都内有数の進学校。悠仁さまにも東大を目指してほしいというお気持ちが紀子さまにはあるのでしょう」
だが、こうした秋篠宮家の価値観は、皇室に亀裂を生じさせつつあるという。天皇陛下は2月23日の誕生日に際して開かれた会見で、眞子さんと小室圭さんの結婚について次のように語られた。
「今後、幸せな人生を歩んでいってほしいと思いますが、同時に、この間、多くの方に心配をお掛けすることになったことを心苦しく思っています」