(写真:時事通信) 画像を見る

4月27日、北海道斜里町の知床半島沖で観光船KAZU1が遭難した事故について、観光船の運行会社の桂田精一社長が事故後初めて記者会見を開いた。

 

各メディアによると桂田社長は会見冒頭「皆さん、この度はお騒がせして申し訳ありませんでした」と発言。約10秒間土下座した。

 

乗船していた被害者やその家族への言及はその次となり、「当社の船舶のクルーズの中で、大変な事故を起こしてしまい、亡くなられた被害者の方々、捜査中の被害者の方に対して大変申し訳ございませんでした。亡くなられた被害者のご家族、捜索中の被害者の家族に大変な負担をかけている。申し訳ございませんでした」と謝罪。再び約5秒間土下座したという。

 

乗客と乗員合わせて26名が乗船していたKAZU1。事故発生から5日目のこの日までに11人の死亡が確認され、15人の行方がいまだ分かっていない。

 

2021年にも2度の座礁事故を起こしていたことも報じられており、運営会社のずさんな実態が明らかになるなか、ようやく開かれた会見。しかし、第一声が被害者やその家族への謝罪ではなかったことに違和感を覚える声がSNS上で相次いだ。

 

《一発目の言葉として「お騒がせして申し訳ない」って凄くズレてない?》
《たしかに第一声が「お騒がせして申し訳ない」は違うな こいつ全然分かってねえな》
《遊覧船の社長、第一声がお騒がせしてって何かおかしくないか。亡くなった方や不明の方、そのご家族に謝罪すべきなのに》
《お騒がせ、などという軽い言葉に違和感しかない》

 

元フジテレビアナウンサーの山中秀樹(63)もTwitterを更新し、苦言を呈した。

 

《言葉尻をとらえる気はないんだが「この度はお騒がせして申し訳ありませんでした」と土下座する社長。第一声で「この度は多くの尊い人命を失う結果になって・・・」となぜ言わないのか。違うだろう》

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: