米イリノイ州メイプルトンにあるキャタピラー社の鋳物工場で痛ましい事故が起こった。
6月2日、従業員のスティーヴン・ディアケスさん(39)が、作業中に溶けた金属の入った炉に落ちて亡くなったと、The Charlotte Observerなどが報じている。
郡検視官事務所のジェイミー・ハードウッド氏によると、死因は“熱消滅“であり、彼の死に何らかの犯罪行為が関係しているとは考えられないという。炉に落ちてすぐに絶命したと見られ、“即死”だったとしている。
「炉の中身を取り出し、別の容器で冷却した後、金属片を整理して彼の遺骨を見つけることができました」と、ハートウッド氏は説明したとPeopleは報じている。
ディアケスさんは39歳になったばかりで、12歳、5歳、4歳の3人の子どもたちの良き父親だったそうだ。
「働き者のテディベアのような男で、手は冷たいが心はとても温かかった」と、The Charlotte Observerはディアケスさんの人柄について伝えている。
事故の原因については現在調査が進められている。