アメリカ独立記念日の7月4日、米イリノイ州シカゴのハイランドパークで行われていたパレードで銃乱射事件が起こり、7人が犠牲となった。
命を落としたケヴィン・マッカーシーさんとイリーナ・マッカーシーさん夫婦の2歳の息子エイデンくんもパレードに参加していたが、無事に生き延びることができたという。ABC NEWSなどが報じている。
ケヴィンさんは、エイデンくんに覆い被さるようにして息絶えていたとエイデンくんの祖父はCHICAGO SUN TIMESに語っている。
「銃撃されている間、ずっとケヴィンは息子のエイデンを体の下に隠していたんだ。警察署でエイデンと再会したときは『ママとパパはすぐ来るからな』としか言えなかったよ」
乱射事件の犯人はロバート・クリモ3世(21)。発生から数時間後、カーチェイスの末に警察に拘束された。レイク郡保安官事務所の発表によると、クリモは数週間前から乱射を計画しており、当日は群衆に紛れて逃走するために女装までしていたという。
あらかじめ固定しておいたハシゴで建物の屋根に登り、記念日を祝う人々に向けてアサルトライフルで70発以上もの弾丸を浴びせたクリモ被告は、第一級殺人罪で起訴された。
Fox8によれば、クリモ被告の両親は、性的虐待で禁固30年が言い渡されたR・ケリーの代理人を務めていたトム・ダーキン弁護士とジョシュ・ハーマン弁護士を代理人として選任したという。