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「規定打席数、規定投球回数ともに到達というのは、メジャーの歴史上前例がありません。大谷選手はすでに規定打席数は到達。10月1日時点で、規定投球回数到達までは、あと1イニングとなっています」(スポーツ紙記者)

 

米メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(28)のW規定到達に注目が集まる。そんななか、さらに話題なのが……。

 

「9月27日の試合前、大谷選手が地元放送局の取材を受けていたのですが、いつもは水原一平さん(37)が通訳するのに、このときは通訳なしで自ら英語で答えたのです。自然に会話をしている様子で、地元ファンからも驚きの声が上がっています」(在米スポーツライター)

 

昨夏には、大谷が英語を話さないことに言及した現地キャスターが“人種差別”だと非難される一件も。実際の英語力はというと、

 

「日ハム時代から英語の勉強を始めていて、当時のチームメイトの外国人選手も『ショウヘイはのみ込みが早い』と褒めていました。エンゼルス入団後も、仲間に自分から話しかけるようにし、今ではベンチで仲よしのフレッチャー選手なんかとふざけ合うシーンはおなじみ。コミュニケーションに困らない程度の英語力は身についているようです」(野球関係者)

 

それでも、放送に乗るインタビューなどは基本的に通訳を介す。

 

「まだ完璧な英語ではないという不安があるのだとも思いますが、大谷選手が『小さいころからの憧れ』と話しているイチローさん(48)も、メジャーの19年間、取材の場ではずっと通訳をつけてきました。『細かいニュアンスは母国語でないと通じない』という考えがあったためだそうです。大谷選手もこれに倣っているのかもしれません」

 

そう話す前出の在米スポーツライターは「ただ今回、通訳なしに挑戦したのもイチローさんの影響かもしれない」と続ける。

 

「ちょうど1カ月前、イチローさんが長年プレーした球団の殿堂入り式典ですべて英語でスピーチをしたんです。約17分間の魂のこもった堂々たる内容で、ユーモアを交じえて爆笑も誘ったほど。大先輩の勇姿に大谷選手も意欲をかき立てられたんじゃないでしょうか」

 

通訳なしのヒーローインタビューが見られる日も近いかも!

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