「秋元(康)さんが僕の初めてをどんどん奪っていくんですよ! ちょうど『一緒におもしろいドラマやりたいね』って言われてたところに、今回のお話をいただいて。友達って大切だなと思いました(笑)」
そう話すのは、初単独主演ドラマ『最初はパー』(テレビ朝日系・10月28日より毎週金曜23時15分~※一部地域のぞく)でお笑い芸人を目指す青年・利根川豪太を演じる、SixTONESのジェシー(26)。本作の企画・原作・脚本を務める秋元康とは、初出演ドラマや、初主演舞台でもタッグを組んでおり、親交が深いのだという。
子どものころからお笑いが大好きで、仲のいい友達の前では、よく芸人のギャグをまねしていたというジェシー。現在は、バラエティ番組でも、ほかのアイドルと一線を画す活躍をしているが、それにはジャニーズJr.時代の、ある決意が関係しているようだ。
「16~17歳のころに、自分は王道アイドルには向いてないなと思って。でも、なにか爪痕を残さないといけないから、積極的にふざけたり、一発ギャグをしたりするようになりました。本当は人見知りだし、恥ずかしがり屋なので、けっこう頑張ってやってるんですけどね(笑)」
業界の大物とも打ち解けられるのは、シャイな自分を克服してきた努力家な性格ゆえかもしれない。実は今回も、相方役にキャスティングされているのは、歌舞伎界の大物、市川猿之助だ。
「あの猿之助さんと漫才をするのかと思うと、今からドキドキします。手をグーの形にしてツッコんだら、『パーじゃないんかい!』って返してくれたりしないかな(笑)。カメラが回ると緊張して、萎縮しちゃうこともあるんですけど、今回はどんどんアドリブを入れていきたいですね。まずは猿之助さんと連絡先を交換して、友達になるところから始めようと思います!」