3月3日は女の子の健やかな成長を願う「桃の節句」。江戸時代に定められた日本の四季を彩る五節句のひとつで、「七草」や「端午」、「七夕」に並ぶ年中行事だ。
桃には古くから“魔除けの効果がある”と信じられ、子供に災厄が降りかからないようにとの思いから雛人形を飾る風習が定着したという。
親が子の成長を願うのは有名人も同じこと。「桃の節句」にちなんで、本誌が目撃してきた愛娘とふれあう姿を振り返りたい。
冠番組『DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜』(ABCテレビ/テレビ朝日系)が、放送開始からまもなく1年を迎えるDAIGO(44)。当初はつたない調理姿が話題を呼んだが、いまでは家庭で料理を振舞うほどレベルアップしているようだ。
妻・北川景子(36)は現在、「月9」初主演となる『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)や『どうする家康』(NHK)に出演するなど、多忙な女優活動を送っている。
2月23日放送の『平野レミの早わざレシピ!2023早春』(NHK)に出演した北川は、「毎日料理をやってくれる」「負担が半分以下くらいになりました」と夫のサポートに感謝していた。夫婦の会話は「今はほとんど娘」とも明かし、’20年9月に誕生した長女中心の生活を送っているという。
本誌は’21年1月、2人が5回目の結婚記念日に仲良く出かける姿を目撃。当時、生まれたばかりの長女をベビーカーに乗せ、たくさんの雛人形が並ぶデパートの催事場へ。記念すべき娘の初節句とあってか、真剣に店員の説明を聞いていた北川。DAIGOもすぐそばで店員の説明を聞いて、ときおりベビーカーの娘に笑顔を見せていた。
続いて、DAIGOと同じように娘を優しく見守っていたのは堺雅人(49)。’21年3月下旬のある休日、当時2歳の長女を連れて関東近郊にある人気アニメのテーマパークへ。フードコートが混雑していても、手際よく席を見つけるなど常連の様子だった。
娘が遊具スペースで遊んでいると、近くの柵に腰をかけて嬉しそうに目じりを下げる堺。楽しそうな娘の様子をスマートフォンで撮影し、一秒でも逃すまいと熱心な姿は良きパパそのものだった。
■石田純一はママチャリに娘を乗せて疾走!
最後は、還暦を超えてもパワフルな育児ぶりを見せつけた石田純一(69)。冷たい風が吹きすさぶ今年の1月下旬、フェラーリ好きとして有名だった石田がこの日乗っていたのは自転車だった。“ママチャリ”に取り付けたチャイルドシートに小学1年生の娘を乗せ、都内の高級住宅街を真剣な面持ちで疾走していた。
コロナ禍初期の“自粛破り”が世間の大ひんしゅくを買い、テレビのレギュラー番組を失うなど大きな代償を背負った石田。’21年12月に本誌が直撃すると「家庭も、すべて崩壊してますから!」と激昂するなど、一時は妻・東尾理子(47)との不和もささやかれていた。
「石田さんは飲み会でも“離婚するかもしれない”と不安を漏らしていましたが、子供たちが名門私立校に入学したこともあり、離婚危機は回避したようです。現在はレギュラー番組を持っておらず、石田家の家計は理子さんの収入が支えていると聞いています。車ではなく自転車を使ったお子さんの送迎も、家計を担う理子さんの意向のようです」(理子の知人)
1月26日に夫婦でオンライン出演した『ぽかぽか』(フジテレビ系)では、こうアピールしていた。
「汚れ仕事は全部父親がやるということですね、トイレの掃除とか。どちらかというと皆嫌だったりするので、ゴミ出しとかちょっとしたお皿だとか。外壁だとか汚ないところがあれば、だいたいやります」
暖かい季節がやってきて梅の花も咲き誇る春。子供たちと一緒に過ごす時間は、かけがえのないひと時だろう。