加熱式たばこを吸う小泉今日子 画像を見る

5月31日は、世界保健機関(WHO)が’89年に定めた世界禁煙デー。日本では6月6日までの1週間を「禁煙週間」として啓発活動を行っており、今年は「たばこの健康影響を知ろう!~望まない受動喫煙のない社会を目指して~」をテーマに掲げている。

 

国立がん研究センターの調査によれば、’19年の成人喫煙率は全国で男性27.1%、女性7.6%と過去10年間で減少傾向にある。’20年4月からは“望まない受動喫煙”をなくす目的で「改正健康増進法」が全面施行され、飲食店などでは原則屋内禁煙とされたばこが吸える場所は限られてきている。

 

喫煙環境が変化していくなか、芸能人も禁煙に踏み切る人が増えている。

 

例えば、俳優の堺雅人(49)は’10年に『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した際、役作りで禁煙したことを明かしていた。禁煙して1年近くが経ち再びたばこを吸うかどうか思案していたところ、たばこと向き合うため「たばこと塩の博物館」へ。熟考の末、たばこを吸うことはなくなったという。

 

また、過去に「1日100本吸ってた」と明かしていた有吉弘行(48)も、’13年10月に突如として《たった今、タバコを辞めました》とTwitterで宣言。当時は《手が震えます》《煙草を強烈に吸いたくなる瞬間が1000回ぐらいあった》と禁断症状を訴えていたが、昨年8月に出演したラジオ番組で“禁煙してから1本もたばこを吸っていない”と明かしていた。

 

サンドウィッチマンの伊達みきお(48)も、’22年1月放送のラジオ番組で同年の元日から禁煙を始めたと明かしていた。’21年3月に膀胱がんの手術を受けた際に《大好きなタバコをやめる方向で進んでいます》とブログに綴ってたが、完全にやめられるまでには時間がかかったようだ。

 

「テレビ局やラジオ局でも喫煙所は減っていますが、愛煙家はまだまだ多いように見受けられます。お笑いコンビ・納言の薄幸さん(30)や千鳥大悟さん(43)のように、番組内で堂々と吸う人も。なかにはたばこ休憩を機に人脈を広げたり、親交を深めたりする人もいます。また、大悟さんは日本たばこ産業(JT)のイメージキャラクターも務めており、喫煙者と禁煙者の共存を目指した“スーシャルディスタンス”をアピールしています。

 

最近では、禁煙ムードを逆手にとったバラエティ企画も注目を集めました。今年1月放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では10人のヘビースモーカー芸人による“たばこ我慢対決”が行われ、壮絶な戦いぶりに禁煙の難しさが伝わってくる内容となっていました」(テレビ局関係者)

 

薄幸や大悟のように、たばこを吸うひと時が何よりの楽しみだという人も多いだろう。本誌もこれまで、様々な芸能人の喫煙姿を目撃してきた。

 

まず1人目はロックバンド「Kode Talkers」を始動させ、6月6日にアルバムをリリースする長瀬智也(44)。ジャニーズ事務所を退所する直前に出演した’21年1月期のドラマ『俺の家の話』(TBS系)では、プロレスラー役を好演。撮影が行われていた’20年12月、休憩に入った長瀬はスポーツ施設前にある野外の喫煙所でたばこをくゆらせていた。

 

次は、自らプロデュースした舞台「ピエタ」が今年7月から始まる小泉今日子(57)。’18年には「タバコ問題首都圏協議会」による“たばこをやめて欲しい著名人ランキング”で1位になったことも。だが、彼女にとってたばこは癒しのようだ。小泉がプロデュースした舞台の東京公演が行われていた’20年5月、劇場前の路上で加熱式たばこを吸いながら携帯電話での会話を楽しんでいた。

 

最後は、愛煙家で知られていた豊川悦司(61)。趣味のサーフィンの合間にたばこを吸う姿を、本誌もたびたび見てきた。だが一念発起したのか、禁煙に踏み切ったというのだ。今年8月公開の映画『リボルバー・リリー』がクランクインした昨年7月上旬のこと。出演者である豊川について、映画関係者が「撮影現場ではまったくたばこを吸っていなかった」と本誌に証言していた。

 

喫煙率は減少しているものの、このように近年でも意外と“有名人のたばこ姿”は多く目撃されているのだーー。

出典元:

WEB女性自身

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