アメリカのミシガン州にあった小さなピザショップを起点に、現在世界に18,000店舗を展開している「ドミノ・ピザ」。日本に宅配ピザ文化を持ち込んだことでも知られている同社だが、現在行っている“あるキャンペーン”が話題になっている。
発端は、ドミノ・ピザを利用したあるユーザーのX(旧Twitter)での投稿。家族が注文したドミノピザの箱を畳んで捨てようとしたところ、違和感を覚え、箱の裏側を確認すると「GOLDEN TICKET」と書かれた金色のシールが。そこには「ゴールデンチケットはピザ12枚を無料でご注文できるチケットです」と説明が書かれていたという。
「ドミノ・ピザ」公式サイトによると、ゴールデンチケットは1店舗につき1枚、ピザの箱の裏側に貼られている。そのシールを購入した店舗に持っていき、ステッカーと交換。そのステッカーを購入店舗にて提示すると、好きなピザを1年分の12枚もらえるという。
X上では当たったと報告するユーザーの投稿もいくつかあり、《こんなんあるんや!すご!》《凄〜い お目にかかりたいチケット》《ドミノピザのゴールデンチケット こういうの、実際にあるのねー》と驚きの声が寄せられていた。
どんなきっかけで、ゴールデンチケットを配布するようになったのだろうか。本誌は、株式会社ドミノ・ピザ ジャパンの担当者に話をきいた。
「2023年10月10日に、ドミノ・ピザが1000店舗達成することを記念して、あっと驚くスペシャルで、プレミアムな企画をしたいと考えて、ゴールデンチケットのキャンペーンを実施しました。
(ゴールデンチケットは)1店舗につき1枚しか存在しないので、当たるのは全国で1000人です。当たった方は、強い幸運の持ち主です」
X上では、箱の外側にステッカーがついていることから、店員が渡す人を選べてしまうのではと懸念する声も。対策について聞いてみるとーー。
「渡す人を選べてしまうのではないか、という心配はご無用です。各店のストアマネージャーないしは責任者が、ピザボックスの裏面に貼付した後に、シャッフルして棚に置いています。クルーは、ピザを焼き終えた後は、アツアツのうちにお届けできるように、素早くピザをボックスに移して、箱詰めします。ボックスの裏側を確認することはありません」
さらに、担当者は「衝撃的な驚きをもって、興奮して大喜びしていただいています」とゴールデンチケットの反響を明かした。
ドミノピザを購入したときは、箱の裏側をチェックしてみよう。