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「10月中旬に、大谷選手は通訳の水原一平さんと一緒にスポーツの専門施設に行き、全身の筋肉量を測定したそうです。順調なリハビリが数値的にも確認できたため、大谷選手は安堵していたといいます」(在米スポーツライター)

 

右肘の手術から1カ月、エンゼルスの大谷翔平選手(29)は来年から打者として復帰できるよう、リハビリの日々を送っている。そんななか、ドキュメンタリー映画『Shohei Ohtani-Beyond the Dream』が11月17日に配信されることが決まった。

 

「大谷選手の素顔に迫る作品でディズニーが製作したものです。密着取材後、ディズニー側からお礼としてディズニー作品の映像がプレゼントされたそうです。ただ、一平さんによると『翔平は楽しんでいたけれど、それよりも夢中になっている映像がある』と話していました」(前出・在米スポーツライター)

 

大谷をとりこにする映像とは!?

 

「連日、動体視力を向上させる映像を見ているそうです。暗視スコープのような装置で、点と点が重なる映像を見たり、ゲームのように目で動く動物を追いかけたりする最新型の装置だそうです」

 

もともと大谷は眼球の機能も群を抜いているという。

 

「大谷選手は日本ハム時代、サングラスの有名メーカー『オークリー』社で視力や視機能を測定したところ、トップアスリート約800人のなかでトップの数値を記録。『お世辞抜きに完璧な目』と絶賛されていました。もちろん視力は2.0です」(スポーツ紙記者)

 

右肘が思うように動かせない現状で、大谷は眼球をさらに鍛えることに注力しているようなのだ。ホロス・ベースボールクリニックの代表・石橋秀幸さんは語る。

 

「視力は静止視力と動体視力の大きく2つに分かれます。静止視力というのは止まっているものを見る力で、動体視力というのは動いているもの全体を見る力です。

 

右目と左目の視野は見える範囲が違うのですが、動体視力のなかでも両目で見える部分を中心視といいます。野球では動体視力でしっかり捉え、中心視で捉えた球を見続けることが大切です。メジャーリーグの選手ほど実際にそうできるというデータがあります」

 

大谷が見ている動物映像は特殊な訓練法のようだ。プロスポーツトレーナー・和田拓巳さんは言う。

 

「画面で瞬時に光る部分をタッチする動体視力トレーニングは有名ですが、動物を見る視力トレーニングは聞いたことがありません。ただ、動物は多様な動きをします。走るにしても直線にずっと同じ方向に走ることはない。見る人が頭の位置を固定した状態で、走っている動物を目だけで追い、切り返されたとき、瞬時に目がそれに追いついていけるよう訓練する方法は確かに有効だと思います」

 

驚異の訓練で、大谷の視力が2.0を突破する日も近いかも!?

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