4月15日、歌手の中森明菜(58)が自身の誕生日である7月13日にファンクラブ会員向けのイベントを開催することが明らかになった。ただ、各メディアによると、あくまでもファンクラブ会員向けのもので、今後の案内についても会員にのみ行うという。スポーツ報知の取材に対して、明菜の所属事務所でもある「ALDEA」は「「一部報道にございます『復活ライブ』や『復活コンサート』はミスリードを招く情報でございます」と回答している。
17年12月のディナーショー以降、表舞台での活動を休止していた明菜。デビュー40周年の22年8月に個人事務所を立ち上げ、再始動を表明していた。
「その後はなかなか表立った活動はできずにいましたが、昨年12月に公式YouTubeチャンネルを開設。現在はデビュー42周年を迎える今年5月1日に向けて毎週セルフカバーの最新動画を投稿しており、再始動が徐々に本格化しています」(スポーツ紙記者)
4月3日に投稿された往年の名曲『TATOO』のジャズバージョンは15日現在で466万回再生を突破。変わらぬ人気を見せつけたが、注目を集めたのは明菜の表情だった。
「昨年12月には『北ウイング』の動画を投稿しましたが、その際の切なげな表情からは一変。今回の『TATOO』の動画に登場した明菜さんは、歌いながらダンスするなど、非常に楽しんでいる様子でした。歌い終わるとカメラに向かって笑顔でダブルピースを見せるなど、終始ノリノリ。ポニーテールという髪型も快活な印象を与えました」(前出・スポーツ紙記者)
再始動を表明して以降、テレビ出演はまだない。
「ファンクラブ会員限定のラジオやグッズ販売を行うなど、明菜さんはこの2年間ファン向けの活動に特化してきました。今回告知されたイベントもファンクラブ会員限定なので、応援してくれる人に感謝を示したいというのが一番の思いなのでしょう。現時点で歌を披露するかは定かではありませんが、ファンとしては期待が高まるところでしょう。
いっぽうで、ファンクラブ会員ではなくても明菜さんのことを気に掛けるファンは少なくありません。YouTubeはファンクラブ会員以外も明菜さんの姿を見られる貴重な場だけに、『TATOO』で見せた陽気な姿に安心した人も多かったのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)
歌姫・明菜の熱唱に期待したい。