故・田村正和さん演じる刑事が、完全犯罪をもくろむ犯人と対峙する大人気ドラマ『古畑任三郎』(フジテレビ系)。94年の放送スタートから30周年を迎えることを記念し、連日2話ずつ再放送中だ。三谷幸喜氏(62)の脚本による息をのむストーリー展開と、出演しているキャストの豪華さで改めて注目を浴びている。
6月10日には、山城新伍さん(享年70)演じるマジシャンが殺人を犯す『魔術師の選択』が放送された。この放送回で新人マジシャン・サキを演じていたのが、当時18歳だった松たか子(47)だ。サキは事件のカギを握る重要人物として描かれた。
「松さんは94年放送のNHK大河ドラマ『花の乱』でドラマデビューをはたしていますが、民放ドラマでは『古畑任三郎』がはじめての出演でした。その後、同年の『ロングバケーション』、97年の『ラブジェネレーション』、さらに01年に『HERO』と高視聴率を記録した作品に出演を重ね、女優としての人気を高めていきました」(テレビ局関係者)
くしくも、松が出演した『古畑』が再放送された日は、彼女の誕生日でもあった。47歳になった松だが、先日から流れている「日産サクラ」新CMで、ゆずとともに出演するなど、現在もテレビや映画で広く活躍している。
『古畑任三郎』の再放送で流れた若かりし松の姿には、ネットでも次のような大きな反響が。
《若い松たか子さんがめっちゃ素敵 いや今も素敵ですけど》
《松たか子 今なら間違いなく犯人役な格》
《すげえ、松たか子の誕生日に魔術師の選択再放送か》
《オープニングに出演してたの松たか子さんだ!若い!》
大ヒットドラマにあった、人気女優の原点。30年近くたったいまもなお、当時のインパクトをしっかり覚えている人も多いようだ。