11月3日、デビュー25周年を迎えた国民的アイドルグループ「嵐」。2020年末からグループでの活動を休止し、リーダーの大野智(43)は芸能活動も休止していたが、同日に有料ファンクラブサイト上で、大野を含めた櫻井翔(42)、二宮和也(41)、松本潤(41)の5人そろった動画が公開された。
数年ぶりに見せた“5人の嵐”の姿に多くのファンが歓喜したのだが、動画に映し出されたメンバーの姿は手元のみで“顔出し”演出はなかったのだ。そのため、残念がる声が上がった。
《顔出し出来ない理由があるのかな?って思った》
《大野くんやりたくないんだろな、がめっちゃ伝わる。 今回はファンというより、メンバーへの義理だよね》
その“顔出しできない理由”について、WEBメディア記者はこう指摘する。
「11月1日、『NEWSポストセブン』が報じた大野さんの近影が話題を呼んでいました。宮古島での大野さんの姿を捉えたものなのですが、顎にたくわえたヒゲに、Tシャツの袖口からは“タトゥー”がチラリと見えていたのです。STARTO社所属中にタトゥーを入れるアイドルは異例ですし、他のメンバーとあまりにかけ離れた姿に、“もう復帰する気ないのかな”といった声も上がっていましたね」
“アイドルらしからぬ”姿でファンの心配を集めた大野だが、本誌も芸能活動休止以降、“脱アイドル”していく大野の姿を幾度かキャッチしている。
初めて目撃したのは21年4月。桜が咲き乱れる京都の街を、30代前後とおぼしき女性と歩く大野の姿をキャッチ。ジュニア時代にお世話になった旅館に恋人女性を連れていくなど、かなり心を許している様子だ。写真撮影に明け暮れる女性のうしろ姿を、やさしく見守る大野が印象的だった。
活動休止後は、宮古島と東京を行き来する生活を送っているという大野。昨年10月、本誌は都内で愛犬を散歩させる様子をキャッチしたのだが、その姿は浅黒く日焼けしたワイルドな“髭ヅラ”だった。
さらに今年4月には、都内で自動車免許取得のため、路上教習に取り組む大野の姿も目撃。アイドル時代には多忙でできなかったことを、取り返すかのようだった。
自由気ままな暮らしを満喫しているようだが、大野は20年大みそかのコンサートでファンに対してこう挨拶している。
「僕は明日から自分のことをちょっと考えて、自分の時間を大切に生きてみようと思います。何するかは決まっていませんが。またいつか、人のためになれるように」
ファンとしては大野個人も尊重したいが、“アイドル”としての姿もみたいところ。果たして、25周年イヤーに大野がくだす決断は。