1月4日、King & Prince(以下、キンプリ)の永瀬廉(25)が、バラエティ番組『新しいカギ 新春2時間SP』(フジテレビ系)に出演。お笑い芸人・粗品(31)の前で見せた対応に、ファンからは称賛が起こっている。
実在する学校の全生徒が、校舎のあらゆる場所に隠れた出演者を見つけるという人気企画「学校かくれんぼ」にゲスト参加した永瀬。企画開始前のフリートークに登場すると、レギュラーを務める粗品はこう発した。
「嬉しい嬉しい。こんなね、髙橋海人くんに来てもらって」
キンプリで共に活動する髙橋と永瀬を“間違えた”というイジリで永瀬を迎えた粗品。すると、永瀬は「違う違う!そろそろ見分けてもらっていいですか?新年早々イジられに来てない」と、鋭い目つきで粗品のイジリを受け流した。
というのも、粗品から“挑発”されるのは今回が初めてではないのだ。
「粗品さんといえば、YouTubeの企画などで特定の芸能人を冗談めかしてイジり、“敵”を作っていくスタイルでおなじみ。キンプリについても、’23年8月、ミュージシャン・あのさんが出演するバラエティ『あのちゃんの電電電波♪』(テレビ東京系)の番組TikTokライブで、『キンプリなんか(ゲストに)呼ぶか!』『今のキンプリなんか誰も見いひんから』などと言い放ったことがありました。
粗品さんとしてはいつものイジりのつもりだったと思われますが、当時のキンプリは他のメンバーが脱退したことによって、永瀬さんと髙橋さんの2人で再スタートを切ったばかりというタイミング。そんな事情もあってか、TikTokライブ中、粗品さんには“ティアラ”(キンプリファンの愛称)たちから怒りの声が殺到していたようです」(芸能ライター)
『新しいカギ』でようやく“因縁の相手”と対面した永瀬は、粗品に対し「YouTubeではお世話になってます」とこれまでの文脈を踏まえて笑顔で応戦。
さらに、「そろそろマジでファンの人たちに◯◯◯されますよ」と伏せ字にされていたが、警告も突きつけ、共演者の爆笑をさらっていた。
これには粗品も「ごめんね。俺が悪いから」と返し、反省した様子を見せたが、その後もイジリは続く。
出演者たちが永瀬の隠れ場所についてアイデアを出す最中、粗品は横から「男子生徒は下品だから(隠れ場所に)“ズマズマ”…」とぶっ込む。これに対し、永瀬は「ズマズマの使い方違いますから!“ズカズカ”ですから」と苦笑しながら切り返していた。
「“ズマズマ”は、昨年のNHK紅白歌合戦にも出場していた『Number_i』の楽曲『INZM(イナズマ)』のサビのフレーズ。ただ、Number_iといえば、キンプリから脱退した岸優太さん、神宮寺勇太さん、平野紫耀さんのグループということもあって、これまでキンプリメンバーに直接Number_iイジりをした人は、ほとんどいなかったかと思います。
さらに、番組では粗品さんから『(Number_iは)ああいうの(INZMのような曲を)やりたかったんやな?』と問われた永瀬さんが、『ビックリしました。ズマズマをMステで見た時は…焦りましたよ』と笑顔でぶっちゃける場面もありました。
ファンからすればヒヤリとするやり取りかもしれませんが、粗品さんとしては場を盛り上げるイジりとしてやっているのでしょう。永瀬さんもファンのことを考えてイジリには毅然と釘を刺しながら、センシティブな話題にも関わらずスルーするのではなくきちんとお笑い的に返していた対応は、見事と言うほかありません」(前同)
こうした一連の永瀬の対応に、Xではこんな声が上がっている。
《永瀬廉よ。君は本当にかっこいいよ 粗品との共演をNGにしないで真っ向からそろそろ止めろよというニュアンスをちゃんと直接言う より一層好きになるわぁ》
《粗品に対する対応が大人で永瀬廉って本当に信頼出来るアイドル。ただ、嫌な時はしっかり顔に出てるのも永瀬廉の良いところ》
《粗品のあらゆる角度から飛んでくるボールに華麗に返球してる永瀬廉すごいしお笑い分かってていいな》