目黒蓮と福田雄一監督(写真:本誌写真部) 画像を見る

「3カ月間撮影チームを引っ張ってきた主役の目黒さんが壇上に上り、ついてきてくれたスタッフ全員を見渡して、感謝の言葉を述べていました。今回の映画は目黒さんにとっても挑戦作でしたので、撮影チームの支えは心強かったことでしょう。最後には深くお辞儀をしていました」(映画関係者)

 

8月上旬の夜、東京都内にあるカフェテリアで、目黒蓮(28)の主演映画の打ち上げが行われた。

 

「今回の映画は、大人気漫画が原作で、コメディ映画を得意とする福田雄一監督(57)がメガホンをとった2部作です。撮影期間は福田組史上最長で、興行収入100億円を目指しているといいます。打ち上げには200人近く参加し、大盛り上がりだったそうです。

 

『勇者ヨシヒコシリーズ』(テレビ東京系)や、『今日から俺は!!』(日本テレビ系)など人気作品を手掛けてきた福田組にすっかりなじんだようで、目黒さんは共演者らと談笑していました」(芸能関係者)

 

今回の映画で、福田組に初めて参加することとなった目黒。現場での評判とはーー。

 

「すでに阿吽の呼吸ができあがっている福田組の撮影に、最初は緊張していたそうです。

 

撮影が始まると、コメディということもあり、撮影がとにかく楽しかったと話していました。周りを固めるのも、芝居のうまい役者ばかりで、やりやすかったといいます。アクションシーンもありましたが、もともと運動神経のいい目黒さんは完璧にこなしていて、スタッフは『すごいなぁ』と感心しきりでした」(前出・芸能関係者)

 

福田組で充実の時を過ごした目黒だが、「打ち上げで涙を流していた」と証言するのは前出の映画関係者。

 

「福田監督が、打ち上げの挨拶の際に突如、“実は4年ほど前から去年まで心が病んでいた”などと明かしたのです。

 

さらに『テレビも映画も何も見る気が起きず、仕事はしていましたが、面白いことがなにも思いつかなかった』と説明していました。

 

’14年に『週刊現代』の自らの連載エッセイで、パニック障害を患っていることを公表していた福田監督。’17年公開の映画『銀魂』が大ヒットし、担当する作品の規模が大きくなっていくにつれて人知れずプレッシャーを感じていたそうです。精神面だけでなく体調も崩してしまったようで、一時入院した時期もあったのだとか。

 

この福田監督の告白にスタッフたちは驚き、目黒さんは涙を浮かべていましたね」

 

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