衝突したマイクロバス(撮影:梅基展央) 画像を見る

GW最終日に悲劇が起きた――。

 

5月6日午前7時ごろ、福島県郡山市の磐越自動車道上り線で、マイクロバスがガードレールに衝突。

 

「同バスは運転手と新潟市にある北越高等学校の男子ソフトテニス部の部員20人を乗せて午前5時30分ごろ高校を出発。福島県内に移動中でした。この衝突事故で男子生徒1人がバスから外に投げ出され死亡。後続の車2台も巻き込み、合わせて26人が重軽傷を負って病院に搬送されました」(社会部記者)

 

事故現場にはブレーキをかけたあとが残っておらず、68歳の運転手は警察の取り調べに対して「曲がり切れなかった」などと話しているという。

 

そんななか、運転手の“経歴”が問題視されている。

 

「実は運転手は“プロ”ではなかったんです。というのも、学校側はバス会社『蒲原鉄道』に対して、“運転手付きの貸し切りバス”ではなく、低コストになるレンタカーのみを依頼したとされています」(同・社会部記者、以下同)

 

その上で学校側は運転手の手配もお願いしたというのだが、

 

「頼まれたバス会社の営業担当は“知人の知人”に依頼し、“ボランティア”でバスを運転させたといいます。学校側は経費を安く上げたかったんでしょうが、結果的にこの痛ましい事故が起きてしまった」

 

バス会社は同運転手の免許証や事故歴などを確認しなかったという。

 

「ゾッとしましたね……」と話すのは、私立高校に務める40代後半の現役教師。というのも、今回の事故同様、中型マイクロバスなら“プロ”ではない顧問が運転するケースは多かったというのだ。

 

「予算がつかない部だとできるだけ出費を抑えたいんです。だから、運転手に関しては顧問や保護者でやっちゃって、“なあなあ”になっているところも結構あったと思います。僕も昔は野球部の顧問だったので、中型マイクロバスでたまに生徒を乗せていました。今考えると、背筋が凍りますね……。でも“あの事故”以来、僕の県では顧問などが運転することはなくなりました」(前出・現役教師、以下同)

 

あの事故とは‘09年、大分県日出町の大分自動車道で起きたバス横転事故のこと。高校の野球部員を乗せたバスが横転し、1人が死亡、37人が重軽傷を負った事故で、運転していた元教諭は実刑判決となっている。

 

「公立の学校はあの事故以降、“運転手ありのバスチャーター”を徹底するようになったと聞いています」

 

学校、そしてバス会社の判断が悔やまれる――。

画像ページ >【写真あり】2026年5月6日、マイクロバスがガードレールに衝突した福島県郡山市の磐越自動車道上り線(他4枚)

出典元:

WEB女性自身

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