「この年齢まで生きるとは思っていなかったので、なんだか不思議な気分ですよ。まあ、生き長らえるってのは、おもしろいなと感じています。時代の変化をずっと見ていられるから。悪くないですね、長く生きるのも――」
ほほ笑みながらそう話すのは、アーティストのGACKT。7月4日に53歳の誕生日を迎えた。この夏はライブツアー「GACKT 魔王シンフォニー 2026 -INFINITY-」で全国をまわるのに加えて、フジテレビの月9ドラマ『ブラックトリック~裁きを操る弁護人』(7月20日スタート)で主演を務めるなど、例年以上に多忙。ツアーの準備やドラマロケの合間を縫って、本誌のインタビューに応じ、近況を語ってくれた。
――今年は、ライブにドラマの撮影にと、お忙しい夏となっています。若いころはご自分が今のような仕事をしていることを想像していましたか?
「世界を飛び回っていることは、ずっと想像していました。そこに対する驚きなどは特にないですね。
ただ、自分の思ったようにいかないことのほうが多いのが人生じゃないですか?最近は、“肩の力が抜けたとき”に、まわりから得られる仕事の評価が高いな、というのは感じるようになりました」
――これからますます暑さも増していきますが、月9ドラマは長時間の撮影になりますし、夏のライブツアーも重なっていますが、体力面などに心配はありませんか?
「ボクはそもそも夏バテはしないので、まったく問題ないですよ。暑いのも嫌いというより、好きなくらい。むしろ、冬のほうが喉のメンテナンスなどいろいろ気を使いますね。
もちろん、毎日のトレーニングだったり、食事への配慮などはおろそかにしていませんよ。そういった積み重ねがなければ、どうしても体にガタがきてしまう。忙しさにかまけて、自分の体を壊してしまえば元も子もありませんから。
――『ブラックトリック~裁きを操る弁護人』では、敏腕弁護士でありながら、一級建築士としても働く異色のキャラクターを演じます。著書『自白II』(光文社)で綴っていた、GACKTさんが設計を手掛けているという、マレーシアの新居は無事に完成しましたか?
「いえ、まだデザインをしている段階です。いつ完成するか? ボクも早く終わらせたいんですけど、新しいアイデアがどんどん出てくるので、なかなかまとまらなくて……」
――多忙を極めるご自身に、誕生日プレゼントを贈るとしたら、何を贈りますか?
「うーん……。プレゼントは、送らないですよ。自分には。ボク自身がプレゼントをほしいと思ってもいないので。とりあえず、笑顔で『お疲れさん』って言います。それで十分」
――では最後に、これからの1年で“成し遂げたい目標”などはありますか?
「イライラしないで毎日を過ごせれば、それで十分ですよ。それほど欲があるわけではないので。目標というよりも“毎日をおもしろい”と思える自分自身の感性を大切にしたいですね。感覚のアンテナが鈍らないように、自分磨きをこれからも頑張ります」
アーティストとして、俳優として――。まだまださらなる進化をみせてくれそうだ。
画像ページ >【写真あり】《めっちゃ細くて筋肉あるのすごい…》SNSにアップされたGACKTの“肉体美”(他9枚)
