協議を続けてきたが3党合流の断念を確認した(写真:共同通信) 画像を見る

「“選挙でくっついたら有利だろう”という目的のためだけに一緒になった野合・談合集団だったということを自ら証明されたんだと思います。あまりにも選挙互助会すぎて、“やっぱりこうなったか”という感想です」

 

9月1日、中道改革連合(以下・中道)、立憲民主党(以下・立憲)、公明党(以下・公明)による3党合流協議が破綻したことを受け、自民党と連立を組む与党・日本維新の会の吉村洋文代表(51)は記者会見で、中道結成は単なる選挙目的だったと断罪した。

 

その前日、中道、立憲、公明の3党は国会内で党首会談を開き、合流断念を正式に確認した。これで中道は結党からわずか7カ月余りで事実上の“解体”が確実視されている。

 

現在、中道の衆議院議員は立憲出身が21人、公明出身が28人、計49人で構成されており、それぞれ“立憲系”と“公明系”に分党される見込みだ。

 

ネット上では、最初から3党合流協議は破綻し、中道が解体に向かうことは必然だという意見が圧倒的であった。

 

さらに、分裂した後はどうなるのか。とくに比例で当選した公明系議員たちの動向を注視するコメントが多くみられた。

 

《公明側の思惑通り…。》
《結局、得したのは公明党だけって結果になりますね》
《比例の「中道の議席」で当選した旧公明議員は議員辞職して離脱すべきじゃないの?》
《分党して、公明党系の議員が公明党に合流するんでしょ?》

 

2月の衆院選で、立憲から中道に合流した前職は144人いたが、立憲出身の当選者はわずか21人のみ。123人が落選するという歴史的大惨敗となった。

 

一方、公明出身の候補者は28人全員が当選。公明出身候補者が、全11ブロックの比例代表で名簿の上位を独占したことで議席増(前回は公明党として24人が当選)につながったのだ。

 

《前回衆院選で、中道比例代表名簿上位で当選を決めた元公明組は議員身分を保持したまま公明に戻れるからいいけど、選挙区・比例名簿下位でことごとく落選した元立憲組は悲惨だな。》

 

このように、3党合流が頓挫しても、比例で全員当選している公明系議員には戻る場所がある。だが、多くの議席を失った立憲系の中道落選者たちにとっては、心中穏やかではないだろう。

 

「正直“ふざけるな”という気持ちはありますよ。衆院選前に、比例で公明系候補を優遇し過ぎでは? という意見が党内でもありました。ただ、我々も1選挙区あたり創価学会の組織票が1万~2万票上積みされるのではないかという甘い思い込みがあったのも事実です。

 

その結果、“理念や政策の一致よりも選挙に勝つことだけを優先した”と、国民から「NO!」の審判を下された。当時、中道結成に賛成した我々が、いまさら公明系議員の動向をとやかく言える立場ではありません」

 

とは、立憲系の中道落選者。

 

今後、公明系議員28人は公明党に戻ることが予想されているが、比例代表は“個人”ではなく“政党”の得票である。そもそも中道で当選した議員が、他党へ議席を持ち出すことは可能なのか。

 

「比例選出議員が国政選で戦った他党へ移籍するのは、公職選挙法および国会法上、原則として禁止、失職の対象となります。

 

ただし、比例名簿を届け出ていなかった政党に合流することは、移籍禁止を定めた法律規定の対象外となります。2月の衆院選で、立憲と公明両党は比例候補者を擁立しなかったため、比例当選した中道の公明系28人、立憲系14人が、かつて所属していた党に戻ることは、制度的に可能なのです」(全国紙政治部記者)

 

先の衆院選で大惨敗したとはいえ、有権者が中道に投じた比例票は1,043万8,802票もあった(自民党は2,102万6,140票)。制度的に移籍が可能だとはいえ、国民感情からすれば到底納得しがたい話である。

 

仮に、公明系の28人全員が公明党に移った場合、衆議院では国民民主党と議員数が同じになり、野党第一党となる。参議院では少数与党の状態が続いている自民党は、すでに公明党との連携を模索しているという情報も……。

 

維新の吉村代表が言うように、中道は野合・談合集団だったということか。

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出典元:

WEB女性自身

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