「大谷選手は、スイングの微調整に集中するため、基本的に室内でフリーバッティングをします。今回珍しく屋外で行った背景には、復帰後の打席で気になっていた箇所を確認・修正したい意図があったのでしょう」
そう話すのは、『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2026』(廣済堂出版)の編著者でスポーツライターの友成那智さんだ。
9月30日(日本時間、以下同)、ポストシーズンに向けたチームの全体練習に参加したドジャースの大谷翔平選手(32)。球団は公式SNSで、屋外では5カ月ぶりとなるフリーバッティングに臨む大谷の様子を公開した。フォームの調整に加え、自分のスイングと、そこからイメージする打球の軌道が一致しているかどうかを確認する狙いがあったと友成さんは指摘する。
「大谷選手のホームランは、英語で言う『ノーダウト』、すなわち打った瞬間にスタンドに届くとわかる一発が定番でした。昨シーズン放ったホームランの約50パーセントがこれに該当します。しかし、今シーズンは二刀流としてフル回転してきた疲労の蓄積もあってか、ノーダウトの一発は30パーセントほどにとどまっているんです。打球の飛距離に対する違和感もあったのでは」(友成さん)
世界一を争うライバルチームとの対決に向けて、急ピッチでコンディションを上げている大谷だが、V3への重圧から一時解放される家族との時間でも、思わぬライバルの登場に直面しているという。
「1歳5カ月の娘さんは、キティちゃんやアンパンマン、真美子さんが好きな映画『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーなど、目にすると特に喜ぶ、お気に入りのキャラクターができたといいます」(大谷家の知人)
そんな愛娘の“推し”に、意外な人物が浮上してきていて――。
「娘さんはテレビに大谷選手が映ると喜ぶと同時に、山本由伸投手(28)を見たときも大はしゃぎするそうです」(前出・大谷家の知人)
ベンチの映像で山本と一緒に映ることも多い大谷だが、山本がマウンドに上がる場面でも長女は跳びはねて喜ぶという。大谷にとっては“俺を見て喜んでいたんじゃないの!?”と思わず苦笑いだったようだ。そんな新ライバルだが、ポストシーズンを戦ううえではとても心強いチームメイトだ。
「ドジャースが3連覇を果たすには、大谷選手の復調はもちろん、昨年のワールドシリーズMVPである山本投手が今年も大活躍することが不可欠です。リリーフ陣に不安があるなか、先発投手が長いイニングを投げ切ることが求められています」(友成さん)
山本との共闘で、大谷は悲願の3連覇をたぐり寄せる――。
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