番組開始以来、世帯視聴率2~3%台に低迷していた和久田麻由子(37)の『news LOG』(日本テレビ系)。しかし、9月19日に4.2%、26日に4.8%、10月3日には6.2%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)と右肩上がりになってきた。一体、何があったのか。
「春先と比べ、ずいぶん内容が変わりましたからね。ここ数週間は冒頭から15分ほど、大雨の被害を受けた一般家庭の密着映像を流しています。それが視聴率を上げた要因だと思います」(テレビ局関係者)
サッカーW杯が行われていた6月13日、『news LOG』は長友佑都(40)、平愛梨(41)家族の密着映像を放送したが、視聴率は放送開始から最低となる2.8%と振るわなかった。
「あのころは他の番組も、W杯の情報ばかりだったので、差別化できなかった。それに今は有名人を取り上げるより、視聴者に『自分ごと』と思わせる題材のほうが数字を取りやすい。大雨被害の映像は父、母、幼い子どもの家族全員が映り、それぞれの喜怒哀楽を捉えていた。YouTubeでもあまり見かけない映像で、独自性があるから惹きつけられたのでは」(前出・テレビ局関係者)
開始当初は自衛隊の『離島奪還訓練』、金塊の『密輸ビジネス』など一般人の生活と直接には結びつかない話題を取り上げていたが、最近は方向転換している。その成果が出て、過去最高視聴率をマークしたようだ。しかし、同時間帯では安住紳一郎アナ(53)と三谷幸喜(65)の『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)が盤石の強さを誇っている。
「この牙城は簡単には崩せないと思います。ここ2週は、TBSが『アジア大会』を中継していたため、『情報7days』は22時30分からの放送でした。それでも10.4%(9月26日)、9.6%(10月3日)と高かった。『news LOG』の視聴率上昇は、『情報7days』のスタートが遅かった影響も大いにある」(民放スタッフ)
『情報7days』の強さは、安住アナの安定感にある。生放送ならではのハプニングが起こっても、見事に機転を利かせている。阪神タイガースが優勝した3日の放送では、こんな場面があった。
「阪神ファンの集まる東京・新橋の居酒屋『タイガースタジアム』と中継をつないだものの、回線が思わしくなく、音が出ていなかった。普通のアナウンサーなら混乱する場面ですが、安住アナは『今、六甲おろしを歌っているのでしょうね』とアドリブを言って、映像と音が合うようなナレーションをつけ、笑いに変えた。和久田アナが同じようなアドリブをできるかと言うと、難しいと思います。そもそも、NHKではそのような対応を求められないですからね。和久田アナはそこを目指すのではなく、安住アナにない独自色を発揮すれば、視聴率で肉薄できるかもしれません」(前出・民放スタッフ)
『情報7days』の背中が少し見えてきた『news LOG』。次なる一手はいかに。
画像ページ >【写真あり】和久田は同時間帯“最強ライバル”のアドリブ力に勝てるのか(他2枚)
