今年10月22日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)での玉川徹氏(63)の発言が波紋を広げている。
番組では「抜け毛」について特集。玉川氏は薄毛に悩む人は病院に行くべきだと主張し、その流れで問題の発言が飛び出した。
「生活習慣とかで変わるのなら、ホームレスはみんなハゲだっていうの。あんだけ汚い生活をしていて、フサフサな人がいる」
この不適切発言はすぐさま問題視され、番組ラストで「先ほど、私の発言で、ホームレスの方に対して大変不適切な表現がありました。反省しております。深く、おわび申し上げます」と謝罪することに。
しかし、ネット上では《ホントに失言が多い》《許されることではない》《強い憤りと嫌悪感を覚える》など、厳しい意見が相次いでいる。さらに《玉川氏はこれまでに何度も問題発言をしており、これではテレ朝の玉川氏の「任命責任」問題となるのではないか?》などと過去の失言を想起する声も少なくない。
局側の責任を問う声が上がるのも無理はない。実際、玉川氏は過去にもたびたび失言で世間を騒がせてきた。記憶に新しいのは、今年4月10日の放送での出来事だ。玉川氏は、アメリカのトランプ大統領(80)の娘婿であるクシュナー氏(45)について「ユダヤ人ですよね」と言及。玉川氏のこの発言は、駐日イスラエル大使からの抗議を受け、テレビ朝日が謝罪をする事態に。
さらに今年4月23日の放送では、若者の「働き方」に関する特集で、千葉商科大学の常見陽平教授と論争に。玉川氏は「今の世代だけ苦しい思いをしているっていうのは、むしろ甘やかしているんじゃないの?」と発言。これに対して常見教授は真っ向から反論し、生放送の情報番組であることを忘れるほど議論が白熱した。
「元を辿れば、玉川さんは失言で懲戒処分を受けた過去があります。‘22年9月に、安倍晋三元首相(享年67)の国葬の演出に関して『当然これ電通入ってますからね』と事実に基づかない発言をした結果、テレビ朝日から出勤停止10日の懲戒処分を下されているのです」(テレビ局関係者)
これほど失言や不適切発言が相次ぐなかで、なぜテレビ朝日は玉川氏を続投しているのだろうか。テレビ朝日関係者が語る。
「とにかく数字を持っているんですよ。玉川さんがコメンテーターとして番組に出演するようになったのはテレ朝社員時代の若い頃に『スーパーモーニング』でコーナーを持ったときからですが、番組内でもトップの瞬間視聴率で名物コーナーになりました。
また『モーニングショー』も6年連続で同時間帯でのトップ視聴率を誇っています。朝8時からの激戦区にも関わらず多くの支持層がついていて、失言しても視聴率が落ちない。電通発言で一時謹慎しましたが、玉川さんが戻ってきたら番組の視聴率が上がったんですよ」
もう一つの理由として「コストパフォーマンスの高さ」があるようだ。
「コメンテーターとジャーナリスト、両方の側面を兼ね備えているため、局側からすれば一人で二役を担ってもらえる。出演料を抑えられるという点でも、コスパがいいんです。
これだけ数字を持っているなら芸能事務所に入ってタレントになればいいのにと思いますが、玉川さんは定年後も他局に浮気せずに『モーニングショー』と再契約しています。テレ朝としてもそこを重宝して起用し続けているところがあると思いますね」(前出・テレビ朝日関係者)
しかし、度重なる問題発言には視聴者の不信感が募り続けている。局側の「任命責任」が問われる日は近いのかもしれない。
画像ページ >【写真あり】不適切発言後に玉川氏のXアカウントに起きていた“異変”(他1枚)
