「生活習慣とかで変わるものだったら、ホームレスみんなハゲだっていうんですよ。あんだけ汚い生活してて、フサフサな人いるじゃないですか」
10月22日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、抜け毛や薄毛の特集中にこう発言したのは、元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹(63)。薄毛に悩む男性に対し、「病院に行け」と持論を展開する中で飛び出したこの発言。約30分後には番組内で謝罪したものの、世間からは批判の声が相次いだ。
「事態を重く見たテレビ朝日側も対応に追われることに。10月27日に行われた定例会見では、テレビ朝日の西新社長(61)が自ら玉川さんの問題発言について謝罪。一コメンテーターの発言について、局のトップが定例会見で言及するのは異例の事態です」(スポーツ紙記者)
玉川による発言の波紋は、今回が初めてではない。これまでにもたびたび問題発言で炎上を引き起こしてきた過去がある。
’22年9月には、安倍晋三元首相(享年67)の国葬に関して「これ電通が入ってますからね」と事実と異なる断言をし、のちに謝罪と訂正。また今年4月にも、アメリカとイランの外交チームに関連し、ドナルド・トランプ元大統領(80)の娘婿であるクシュナー氏を「ユダヤ人ですよね」と発言。駐日イスラエル大使がテレビ朝日に抗議の書簡を送る国際的な事態を招いた。
「テレビ関係者のあいだでは『失言王』などと言われることもしばしばですが、ネット上ではなぜクビにならないのかといった厳しい声が上がる一方で、面白いことに彼を支持する声も根強く存在しているんですよね」(テレビ局関係者)
度重なる炎上と謝罪を繰り返しているにもかかわらず、玉川が番組を降板する気配はない。その背景には、番組が叩き出す圧倒的な数字の強さがあるようだ。
玉川が出演する『羽鳥慎一モーニングショー』は、2024年の年間平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が個人全体で5.5%、世帯で9.9%を記録。NHKを含む放送各社横並びの同時間帯で5年連続トップ、民放の中では8年連続で1位に輝く超人気番組として君臨している。
度重なる失言をめぐって「なぜ玉川を切らないのか」という疑問の声が上がるなか、テレビ朝日関係者はこう内情を明かす。
「同時間帯では常にトップを誇る番組です。MCの羽鳥慎一さん(55)の安定感が視聴者の好感度を持ち上げているところが大きいわけですが、社内的に『なぜ玉川を切らないのか?』の声も出る中で、彼を起用し続けているのは『ヒール役の役割での貢献がある』との見方もありますね。
羽鳥さんは優等生のMCというイメージがありますが、その彼がタイプの異なる玉川さんと掛け合うことのハラハラ感が数字に結びついているとも考えられます。特に玉川さんはゲストと対立も辞さず、ときに論争を行うことも少なくないので、それが番組に独特の緊張感を与えているのではないでしょうか。すべてが予定調和で、波風の立たない無難な進行では、視聴者はすぐに飽きてチャンネルを変えてしまいますからね」
たとえ炎上を招こうとも、玉川は番組に不可欠な“毒”として確固たる支持を築き上げているようだ。
画像ページ >【写真あり】不適切発言後に玉川氏のXアカウントに起きていた“異変”(他1枚)
