人気バトル漫画を実写化した映画『マッシュル』で、俳優の前田真剣佑(29)が主人公・マッシュ・バーンデッドを演じることが発表された。原作である甲本一氏(31)の『マッシュル-MASHLE-』は、2020年1月から2023年7月までの3年半にわたって『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された“アブノーマル魔法ファンタジー”漫画である。
魔法を使えることが当然で、その優劣が人間の価値を決める世界が舞台。その世界で一切魔法を使えない主人公・マッシュが、親と平穏に暮らすため鍛え上げた圧倒的な筋肉と物理的なパワーだけで魔法学校のトップ「神覚者」を目指す物語である。
魔法の世界において筋肉だけですべてをぶっ飛ばすというギャップや、物語中のシュールな笑い、そして仲間のために戦う友情などが描かれ、高い人気を集めるとともに幅広くメディアミックスを展開している。主人公のマッシュは、強靭なフィジカルの持ち主であることから、実写化での前田の配役には、原作ファンからも期待の声があがっている。
しかし、その一方で不安視されているのが監督の存在である。
本作品で監督を務めるのは、ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)や実写映画『銀魂』を手掛けてきた福田雄一監督(58)。独特のギャグセンスを活かし、気負わずに楽しめるコメディ作品を多数手掛け、多くの観客を動員してきた実力派映画監督だ。だが、最近では映画『ケロロ軍曹』での炎上騒動も記憶に新しい。
今年6月に、福田監督が脚本・総監督を務めたアニメ映画『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』が公開。16年ぶりとなる劇場版であったことからファンの期待が高まっていたものの、実際の映画では『ケロロ』の世界観を超えた制作が波紋を呼ぶこととなった。
このような炎上を経験しているからこそ、今回の『マッシュル』実写化についてもファンは不安があるのだろうと、映画評論家は語る。
「福田監督の作品には、通称『福田組』の常連俳優やスタッフが数多く参加しているといいます。特に、俳優のムロツヨシさん(50)や佐藤二朗さん(57)は出演回数も多く、2人の繰り出すアドリブや独特なボケが福田監督が求める世界観とマッチしているのだと思います。
しかし、やはり漫画や小説の実写化となると、監督の色が強すぎると原作ファンからの強い拒否反応が出てしまうこともあります。特に前回の『ケロロ』では、他作品のキャラクターがそのまま出演していたことから、原作ファンが好きだった『ケロロ』の世界観を損なってしまっていたのかもしれません」
Xでは早くも「福田組」の起用や、過剰なギャグ・パロディ演出を警戒する声が少なくない。
《他のアニメのパロとかは絶対に出さないで欲しい》
《またいつものキャストが出るんだろうか…》
《監督はやっぱりか》
《校長は佐藤二朗かな…》
ファンの不安と期待が入り交じるなかでの発表となった実写版『マッシュル』。果たして前作の炎上を教訓に、原作ファンも納得する痛快なエンターテインメント作品を作り上げることができるのだろうか。
画像ページ >【写真あり】《上半身ムキムキ下半身極細》人気漫画『マッシュル』実写化で主役を演じる前田真剣佑(他1枚)
