よこみねさやか

4才くらいの頃だったでしょうか。 急に言葉のコミュニケーションが楽しくなったらしいまめは、 どんなことでも言葉で伝えようと頑張っていました。 自宅で一緒に過ごす時間が多いのは私の方なので、 語彙力がまだまだでも何を伝えようとしているのかはなんとなくわかる。 しかし私の知らないところでの話になるとさっぱりわからない。   「ママがいないとき、このへんの女の家にパパとよ

ゆっくりと着実に成長するタイプのまめとは違って、 ゆめこは突然大型アップデートが来るイメージの育ち方。 言葉が遅めかな？と思っていたら、ある日突然文章で喋り出し、 最近は言葉遣いがガラリと変わりました。 お気に入りのアニメの影響なのか、やたらと丁寧で芝居がかった喋り方をします。 「パパひどい！きらい！」も辛いけど「あなたは酷い人」は、 さらにグッとメンタルに来ると夫は話していました。

あけましておめでとうございます。 冬休みだからといって学校の用事が全くないわけではなく 休み気分でボーッとしていたら直前になって焦る羽目に……なんてこともしばしばですが、 最近はアプリで一斉配信されるリマインドに助けられたりすることも多く、 心からデジタル化万歳！ 連絡網を使った伝言ゲームや、のろし的な“一斉配信”、正直かなり不便でしたね……。 お正月に夫の実家に挨拶に行ったとき、そん

よほど悔しくて仕方がなかったのでしょう……。 ゆめこにとってこれは、伝家の宝刀を抜くようなものなのです。

ゲームの課金やオンラインプレイ、もっと行けばチートやらなんやら色々考えなければならない問題はつきまといますが、 ここはやはりゲーマーとして言っておかなければならない大事なことなので。   ゲームが難しいってことは喜ばしいことなんだからね？ 戦いに挑んでは負けてを繰り返し、相手の動きを分析して訓練を重ね、作戦を練り、アイテムを駆使してそれでも勝てない、でも次こそは勝てるかも

ゆめこはなんでもよく食べ、しかも美味しく味わって喜んで食べるので 食事を作る身としてはこんなにうれしいことはありません。 食育に力を入れるとか私が頑張ったことはひとつもなく、 これはただゆめこが引いて生まれてきたラッキーカード。 まめの偏食も、年齢で考えればそれほど珍しいことでもないんだし、 ゆっくり色々食べられるようになっていけばいいんだよ……と伝えてはいるんですが。  

子どもの作品ってどんどん増える。 最初はただただ愛おしくとも、このペースで増えると正直困る。 ただでさえ我が家には取っておかなければならない私の仕事の資料が幅を利かせている訳で、 そこにまめとゆめこ2人分の作品が加わり出すと、もう生活に支障をきたしかねません。 とはいえ、人の作品なんて私には絶対に処分できない。 ゆめこはともかく、まめはもう状況を理解して考えることができる歳なのですから

ついでに息子から「『しめきり』っていう言い方もなんか怖いね」と言われて笑ったけど たしかに締めるだの切るだのって言い方は怖い。   私にとっては言い方の問題ではなく 「しめきり」という言葉はそもそも怖い。

今回の展開はたまたまだと信じていますが この、隠れている相手を探す労力をカットするために 相手の感情に訴えて炙り出す作戦をナチュラルにやっているとしたら、 この子は本当に末恐ろしいと思いました。

将来の夢がコロコロ変わる。 やりたいことがいっぱいで忙しい小学一年生 最高です。   宇宙のロマンに目覚めたことで宇宙科学者を目指すと決心したらしいまめは ここのところ毎日のように宇宙トークを振ってくる。 さほど宇宙や天体事情に詳しくない私でも 小学生のころに大流行したあの月に代わってお仕置きする美少女のアニメのおかげで、 惑星の名前や特徴くらいはスッと言えるので

今でこそ割とゆっくり眠れるようになりましたが 子どもたちが小さいうちは理由のわからない大泣きで夜中に何度も起こされたものでした。 乳児期のように「オムツ」とか「ミルク」などという明確な理由があるわけでもなく ただただ泣くばかりなので夜驚症か、はたまた癇癪か……などと眠たい頭で悩んだものですが もしかしたら実は、この程度のことだったのかもしれません。 そりゃどんな声かけをしても泣き止まない

朝から2人分お弁当を作っておいて 「お昼におうちでお弁当食べようね」と念押ししていた方がずっと平和。 楽ができると喜んでいたのも束の間。 結局、3つのお弁当を作る羽目になりました。

夫は脱いだ服を片付けない。 「またそこらへんに置いて～」と文句を言うと 「そこらへんに置いているのではなく『そこ』に置いているんだ。置いていることは認識しているし、またすぐに着るからいいんだ」などと言います。 蓋つきのカゴでも置こうかと相談すると「それは違う」などと言うので、もう諦めた。   その不便さを凌駕するほど私にとっていいことがあるから 一緒にいる意味はおおい

食べたり寝たり遊んだりで忙しくしていたゆめこにも女の子らしい悩みが。 幼稚園という私の知らない社会の中で しっかり人間やっているんだなとしんみりしました。   どう説明しようか迷うところではありますが 残念なことにこれって一生つきまとう問題ですからね。 どう折り合いをつけて行くかは本人次第。   私にできることは、誰がなんと言おうと 「あなたは

まめに「ハンサム」を流行らせたのは 我が家に遊びに来た美人の友人で まめが何かするたびに「ハンサム、ハンサム」と持ち上げてくれたため すっかりその気になったというのが、そのいきさつです。 7月半ばのことでしたが、それ以来まめはハンサムと言われるためなら いくらでもお手伝いをするし、人に優しくするし、人を褒めるようになりました。 なんて素晴らしいブームなんだ、永遠に続いて欲しい……友人に

何が違うのかもよくわからないし トイレのタイミングを見誤った時点でセーフではないし。   怒られているわけじゃないんだからそんなことしなくても良いのに……なんて思いつつ どんな行動を取るのかが見たくて一回しっかり乗っちゃう。

びっくりするほど起きなくなったまめですが それでも毎晩ちょっとした音や振動で目を覚ましては大泣きして 私たちに夜通し抱っこさせていたあの頃よりはずっと良いし 私くらいになるともう長く眠る体力もないので 眠れるうちにたくさん眠っとけという気持ちで見ています。

そもそも私自身、ゲームが大好きで大好きでたまらない性質なので まめのゲームデビューは早かった。ちょっと早すぎるかなとも思ったけれど 「我が子と一緒にゲームを楽しむ」というドリームに手が届きかけている状況で、我慢などできませんでした。 新しいことに出会うことが少なくなってきたこの歳で夢が叶うってすごくないですか？ まめと一緒にゲームが楽しめるという誘惑には誰も打ち克つことができず、なんと九州

ゆめこはとにかく芝居がかった表現方法をチョイスするので 彼女と話していると、ちょっとしたお芝居をみているような気分になります。   怒ると相手を「あなた」と呼ぶ癖は私譲りです。

子どもの急な発熱で保育園を休ませなければならなかったり 急にお迎えに行くことになったり。 色々な人からその苦労を聞かされていたので覚悟はできていたのだけれど 我が家の場合まったく問題なかった。 保育園に通っていた3年半、発熱で呼び出しを受けたことは片手で足りるほどしかなく それ以上に大変だったのが自分の発熱。   子どもを産むまでのわたしは健康も健康、 何事も身体

わがままな上に怒りぽく、我が家では手を焼くことも多いゆめこにも 意外に姉御肌という一面があり 赤ちゃんだと認定した相手には徹底して優しさを見せる。 それがたとえ明らかに年上の子ども相手でも 「赤ちゃん」だと認定すれば年長者として優しく接する。   まめにもそういう時期があったのだけれど、自分以外の子どものことを「赤ちゃん」と呼ぶ時期……あれは何なのでしょうね。

この一件でかなり私を見直してくれたらしいゆめこ。   引き続き塩気多めな対応をされてはいますが ちょくちょく「大好き」と言ってくれるようになりました。   こんなことでよかったのか…… というより今までの私に対する評価って何だったんだろう。

ゆめこは遊びの中で突然エチュード（即興劇）をぶっ込んでくる上に 正しく乗らないと怒るので大変なのですが そこはさすがパパ……正しさでねじ伏せる。   マイペースにはマイペースをぶつけるのが1番ですね。 はたから見ていても面白いし。

娘に愛されすぎて困っちゃっている夫の自虐風自慢最新版です。 背中を流してもらったことなどない私にとっては、ひたすらに羨ましいだけの話ですが やり直すと怒られるのはたしかに大変そう。   いつまで娘がこうして仲良くしてくれるのかと折に触れ心配している夫。 子どもたちが親を鬱陶しがって離れていくことは好ましい成長過程なのだそう。 だから今のうちに、たくさんいい思いをしてち

先日4才になったゆめこは急に言葉に対する探究心が強くなり 流行りの「うっせえわ」という歌のフレーズで またひとつ生きた日本語を覚えるという大きな成長を見せました。 正しいよ、日本語としては。   でも……素直に褒めたくないこの感じ。