【バリアンに会いに行く】①「本物に会いたい!」
ネットでは「バリ島の新しい観光ビジネス」などと批判的な声も聞く、『バリアン占いツアー』。
本来バリアンとはバリ島独自の祈祷師のこと。バリ島のそれぞれの村に存在し、修行によって神様に近い位置を得た「呪医」「祈祷師」と呼ばれる人。呪術や人の心体の治療行為を行うことができると言われ、バリ島には2種類(右と左)のバリアンが存在するといわれています。
本来、バリ島の自分が生活する村の人々しか見ないそうですが、最近では、外国人旅行者 の将来を占ったり、守護神や守護石を教えるそうです。これまで村の祭事を司ったり、人の病を直したりしてたバリアンが、観光客相手の商売をするようになっていくことにバリ島在住の方が、少なからず残念に思っているようで…。
しかし、バリ島の神秘な世界の中でも、特に神秘的な”バリアン”の存在。これはスピリチュアル担当のDJ tabaとしては会いに行かないわけにはいきませんな。
そこで、本物に合う為にはどうすればいいのか?現地コーディネーターに頼んだところ、市街地ではなくて、田舎の山奥へ行って、村人だけを相手にしているバリアンをということになりました。その中でも、奥さんが日本人というバリアンがいるとのこと。滅多にお目にかかることのできない最高のバリアンだそうです。
早速よしおと2人で出かけることにしました。ウブドから車で二時間かけて…遂に我々は伝説のバリアンに会うことができたのです。
バリアンに会って、実際の治療の模様と、彼の宗教観、現実世界の問題点やどう“生きていくのか”、自然との調和とは…ロングインタビューに成功しました。
次回より開始いたします。
撮影:DJ taba
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