ベッキー(32)がまたやらかしました。復帰後のバラエティ番組で「もしまた恋愛するなら?」という質問に対して「皆さんに、応援されるような恋愛をしたい」と発言し、波紋を呼んだのです。
ご意見番たちはその発言だけを切り取り「そんな恋愛ないでしょ」とか「また優等生に戻った」などと言い始めたため、ベッキーは後日「あの発言は全世界の人とかではなく、家族や友人などの身近な人から応援される恋愛という意味です」と釈明することに。一回恋愛に失敗しただけでこんなに揚げ足を取られたら、生きにくくて仕方ないという感じです。
しかし、ベッキーさんには声を大にしてお伝えしたいことがあります。それは「全員から応援される恋愛、できますよ!」ということ。ただ全員から応援されるには、それなりの“代償”が必要なのですが……。
その方法をご紹介する前に、ある2人の女性について触れさせていただきます。1人は筆者の昔からの知り合いなのですが、はっきりいって仲間内でいじめられるほどの容姿の女性でした。身長が低く体形もぽっちゃり。常に眠そうな目をして、話しかけてもボソボソしており、おまけに勉強も苦手ときた。散々に書き散らしてみましたが、彼女は22歳くらいで幼なじみとサクッと結婚。現在は3人も子をもうけ、幸せそうな生活を送っています。
もう1人はご両親がお金持ちで、小さいころから容姿端麗。勉強も恋愛も順風満帆で、ワガママなうえプライドがエベレスト級に高い女子でした。彼女は、28歳のころにIT会社役員の男性と結婚。子どもをもうけ、順当にセレブ妻の道を進んでいました。しかしある日突然、離婚。現在はシングルマザーとして子育てと仕事、そして新たな恋に邁進しているようです。
彼女たち2人はまわりから「がんばって!」「応援しているよ!」という称賛の声をたくさんもらい、それぞれの人生を頑張っています。ではなぜ、彼女たちがまわりの人から応援されるかわかるでしょうか?ポイントは“アップダウン”です。
前者の女性には「ブスからの下克上ストーリー」が、後者の女性には「勝ち組セレブからの転落ストーリー」があります。つまり応援される恋愛や人生には必ずアップダウンがあるわけです。
これは物語の基本だったりするわけですが、ベッキーさんは一回転落したとはいえ今も人気の芸能人。そう考えると少しでも“転落要素”のあるストーリーのほうが、多くの人から応援を自然と集めることができそうです。
たとえば売れない才能豊かな芸人さんやアーティストをゲットすれば「やっぱりベッキーは才能豊かな男に弱い、純粋なオンナなんだ!」と全世界から共感と応援の声が集まることでしょう。
恋愛の目的は承認要求を満たすことだったりしますが、優等生ってそれにプラスして恋愛相手とまわりのリアクションにまで気を使わなきゃいけないなんて。本当に大変な生き方ですね。
だからそんなに応援されたいのなら、優等生からの苦労キャラ!今度は不倫ではない“ちょっと大変そうな恋愛道”を進むのです。