4月某日 東京いろんな国を旅しているわりには、危険な目にはあまり遭っていないほうだと思っていますが、それでも未だに忘れられない苦い思い出というのはいくつかあります。イタリアでの画学生時代は本当に貧乏を絵に書いたような生活をしておりましたから、毎月郵便為替で届く僅かながらの母からの仕送りは大袈裟ですが、私の命をつなぐ大事なお金でした。しかし、ある日その為替を換金しにフィレ...

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